中国四国地方環境事務所

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中国四国地方環境事務所TOPICS>2006年度

【地区便り】大久野島ビジターセンター便り Vol.18

2007.02.01 広島事務所

日中は少し暖かくなってきましたが、風が冷たいですね。大久野島の木々たちはそろそろ春に向けて準備をしているようです。

展望台までの道のりを散策すると、春一番に咲くアカシアやソウシジュには小さくて堅いつぼみがついて、もうすぐそこまで来ている春を教えてくれています。木の幹や落ち葉の下などをよく見てみると、虫たちがそれぞれの冬の過ごし方で春を待っている様子も見ることができますよ。

大久野島を散策しながら、一足早い春探しをしてみてはいかがですか?

2月の風景

ネズミモチ写真1ネズミモチ写真2

みなさん、この植物は見たことがありますか?
暖地の山地に生え、白い粉をかぶったような紫黒色の実をつけるこの植物は、“ネズミモチ”といいます。果実がネズミのフンのような形に見え、木がモチノキに似ていることから名付けられたそうです。冬でも葉をつけている常緑樹なので、庭木や公園樹としても植えられていますよ。
今年は暖冬のせいか、果期が少しずれ込んでいるようです。身近なところでも地球温暖化の影響が出ているようですね。みなさんも、この機会に是非脱温暖化について考えてみてください。

大久野島ビジターセンター便り vol.18 H19.2.1発行
発行・編集:大久野島ビジターセンター
〒729-2311 広島県竹原市忠海町大久野島
電話・FAX:(0846)26-0100
開館:9:00~16:00 休館日:水曜日(1-2月は水・木)
お問い合わせなどはこちらまで 担当:馬場