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【地区便り】大久野島ビジターセンター便り Vol.7
2006.03.03 広島事務所
日中は過ごしやすくなりましたね。日だまりの中にいると、春を感じるようになってきました。木々たちの芽も少しずつふくらんできて、ひなたぼっこを楽しんでいるかのようにみえます。
枯れ草のあしもとからは若い芽が顔を出し、島のあちらこちらでは虫たちが運動会の準備を始めてにぎやかになってきました。ウサギ達も、気持ちよさそうにはねまわっていますよ。
瀬戸内海のおだやかな波を見ながら、大久野島でのんびりと遊歩道を散策されてみてはいかがですか?
3月の風景
みなさん、この花を見たことはありますか?他の花より一足早く花を咲かせて、甘い香りで私たちを楽しませてくれます。
黄色い花がブドウの房のように咲くこの花は「フサアカシア」という名前で、別名「ミモザ」の愛称で親しまれています。大久野島では、展望台周辺などで見ることが出来ます。花期は3~4月です。
実は、このフサアカシア、非常にきれいなのですが、元々日本にはない植物で、いわゆる「外来植物」です。「外来植物」は、昔から日本に分布していた植物に取って代わって入ってくるため、本来の植生が変化し、生態系への影響が懸念されています。
花に罪はありませんが、そんなことも考えながら花をみてはいかがでしょうか。
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大久野島ビジターセンター便り vol.7 H18.3.1発行
発行・編集:大久野島ビジターセンター
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