報道発表資料

2019年11月01日
  • 報道発表

「足摺宇和海国立公園竜串ビジターセンター」の愛称決定について

環境省では、令和2年3月の開館を目指して、高知県土佐清水市に足摺宇和海国立公園唯一となるビジターセンターの整備を進めています。 この度、同センターの愛称を「うみのわ」に決定しましたので、お知らせします。

1.背景・目的

 環境省では、令和2年3月の開館を目指して、足摺宇和海国立公園唯一となる国立公園ビジターセンター「足摺宇和海国立公園竜串ビジターセンター」の整備を進めています。

足摺宇和海国立公園及び周辺地域では、魅力である自然的・文化的資源において、担い手不足による資源劣化が懸念されていることから、本施設では、そうした地域の魅力を将来に「繋ぐ」ために、(1)来館者を、魅力を支える担い手に「繋ぐ」こと、(2)次世代の育成により担い手を「繋ぐ」こと、を施設のコンセプトとしています。

 施設コンセプトの実現のため、地域外からの来訪者や地域住民の方々に親しみやすく、また、施設のコンセプトがイメージされやすくなることで、施設を気軽に利用してもらえるようにするため、愛称を付けることとしました。

2.愛称の決定プロセス

 令和元年8月から9月にかけて、施設と連携した活動・取組を期待している「竜串地区の観光に携わる方々」と、コンセプトの1つである次世代の担い手として期待する「地元の高校生」から、アイデア出しのワークショップを通じて、愛称の候補を選定し、その後の選考を経て、愛称を決定しました。

 3.愛称

うみのわ uminowa(英語表記)

4.愛称の意味 

・海の和(環)。竜串の海と人、自然と人、人と人をつなぐイメージ。

・意味を限定させないため漢字ではなく、柔らかいひらがなとした。また、ユニバーサルな響きを持たせられるような言葉を選んだ。

5.足摺宇和海国立公園竜串ビジターセンターの概要

鉄筋コンクリート一部木造 平屋建 建築面積584㎡

※現在、二期工事(倉庫棟、外構工事)及び展示工事を実施中で、両工事が完成後、令和2年3月に開館予定。

6.問い合わせ先

土佐清水自然保護官事務所 

〒787-0305 高知県土佐清水市天神町11-7

TEL 0880-82-2350 FAX 0880-82-2358

7.外観写真

 

8.参考(国立公園区域と整備位置)