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中国四国地方環境事務所

中四国環境メールマガジン(第13号)

中四国環境メールマガジン(第13号)

2006.12.01

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中国四国地方環境事務所
中国四国環境メールマガジン(第13号)



                  ◆発行 :環境省中国四国地方環境事務所
                  ◆発行日:平成18年11月22日

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 本メールマガジンは、ご自由に転送してください。また、新規読者も随時募集をしておりますので、配信を希望される方は、本メールマガジン最下部に記載の連絡先まで、お気軽にご連絡ください。

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◆もくじ◆

  •  ☆特集記事☆
    •   ◆「WARM BIZ(ウォームビズ)」スタート!
  •  ★注目記事★
    •   ◇1◇「四国EPO」が来年1月にオープンします!
  •  廃棄物・リサイクル関係
    •   ◇2◇廃FRP船リサイクルについて
    •   ◇3◇一般廃棄物処理業の許可を要しない者に関する廃棄物処理法施行規則の特例を定める省令案についての意見募集
    •   ◇4◇「平成18年度3R推進中国四国地方大会」の結果報告
    •   ◇5◇「平成18年度循環型社会形成推進事業」の結果報告
  •  環境対策関係
    •   ◇6◇環境省HPの『ビデオ・写真ライブラリ』への掲載画像を募集しています
    •   ◇7◇改正フロン回収・破壊法ブロック別説明会の開催について
    •   ◇8◇平成18年版のこども環境白書ができました
  •  自然公園関係
    •   ◇9◇第2回エコツーリズム大賞の募集について
    •   ◇10◇五色台ビジターセンター情報
    •   ◇11◇大山隠岐国立公園・下山駐車場及び公衆便所の冬期閉鎖について
  •  野生生物関係
    •   ◇12◇「中海・宍道湖ラムサール条約登録一周年記念大会」が開催されます
    •   ◇13◇クマ類出没対応マニュアル(暫定版)が作成されました
  •  ◆編集後記◆
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☆特集☆

 「過度に暖房機器に頼らず、寒い時には着る」という原点に立ち返り、「働きやすく暖かく格好良いビジネススタイル」それが環境省の提唱する「WARMBIZ(ウォームビズ)」です。


ウォームビズのヒント

 例えば、温度計を設置し、コマメに温度管理をする。
 例えば、入口付近にパーテーションを設置し、暖房熱が逃げるのを防ぐ。
 例えば、暖房の設定温度を上げるのではなく、まずは重ね着。
 例えば、ひざ掛けを使ってみる。
 例えば、根菜などの身体を温める食材の食事を摂ってみる。
                                などなど。


 そして今年の冬は、「衣・食・住」を通じて「家」の中からできる温暖化対策にも取り組んでいきます。この取組をわかりやすく呼び掛けるため、「うちエコ」というキャッチフレーズを付けました。

 「さあ、次は"うちエコ"!」を合い言葉に、「ウォームビズ」の取組を仕事場だけではなく「家(うち)」の中にまで広げ、家から出る二酸化炭素も減らしていきましょう。


【チームマイナス6%】

 http://www.team-6.jp/

【うちエコ】

 http://www.team-6.jp/try/uchieco/index.html

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★注目記事★
◇1◇「四国EPO」が来年1月にオープンします!

本年度の企画競争による契約手続きを経て、NPO法人「えひめグローバルネットワーク」が平成18年度の四国環境パートナーシップ・オフィス(「四国EPO」という。)運営業務を請け負うこととなりました。

 現在、来年1月からのオープンに向けて様々な準備をしています。本拠点を高松市内の高松事務所と同じ建物の中に置き、四国4県の拠点となりそうな団体とも緊密なネットワークを構築しながら、四国地域の自然、社会、経済の特性を活かし、様々な主体が連携・協働することにより、四国ならではの持続可能な地域づくりを目指しますので、今後のご支援、ご協力の程よろしくお願い致します。

 また、現在、同法人では、四国地域おけるパートナーシップに基づくCSR(企業の社会的責任)活動調査業務を請け負い、四国地域の企業が地域の主体と連携して取り組む自発的な環境保全活動についての活動事例の紹介等を通じた、企業の地域社会やNPO等との協働による効率的、効果的な環境保全活動への取組を促進するための事業を進めていますので、活動事例の情報提供等についてのご協力も併せてよろしくお願い致します。


【詳しくは】中国四国地方環境事務所HP

 http://chushikoku.env.go.jp/pre_2006/1011a.html

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◇2◇廃FRP船リサイクルについて

 環境省では、循環型社会の形成に向け、平成17年に日本舟艇工業会が行うFRP船の廃船リサイクルシステムに対して廃棄物処理法に基づく広域認定を行いました。

 これを受け同工業会では、平成17年から一部地域において、FRP船の廃船リサイクルの運用を開始しました。今年度は、四国内では徳島県及び高知県を新たに加えて、四国全県でFRP船の廃船リサイクルシステムの運用を行うことになりました。

 FRP船を廃棄しようと考えられている方がいらっしゃいましたら、下記のホームページから、FRP船リサイクルシステムの詳しい事業概要や手続き等をご確認ください。


【参照】FRP船リサイクルシステムのご案内

 http://www.marine-jbia.or.jp/recycle/index.html

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◇3◇一般廃棄物処理業の許可を要しない者に関する廃棄物処理法施行規則の特例を定める省令案についての意見募集

 平成19年4月1日以降、一般廃棄物の海洋投入処分が禁止されることを受け、現在海洋投入処分が認められている廃火薬類の処理を円滑に陸上処理へ移行するため、廃火薬類を適正に処分する者については一般廃棄物処分業の許可を要しない旨の特例を設けることを検討しており、平成18年11月1日(水)~30日(木)までの間に、意見の募集(パブリック・コメント)を行っております。


【詳しくは】環境省HP

 http://www.env.go.jp/press/7647.html

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◇4◇「平成18年度3R推進中国四国地方大会」の結果報告

 平成18年11月3日、愛媛県県民文化会館において、本大会のメインのイベントが開催されました。会場のサブホールでは、地元の劇団「みかん一座」による環境ミュージカル『もったいないけん!』が上演されました。


【詳しくは】中国四国地方環境事務所HP

 http://chushikoku.env.go.jp/to_2006/1116a.html

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◇5◇「平成18年度循環型社会形成推進事業」の報告

 平成18年11月11日、12日にコンベックス岡山において「平成18年度循環型社会形成推進事業」を実施しました。この事業は、「ふろしき教室」を通じて、参加者が自らのライフスタイルを見直す機会を提供することにより、ごみの減量化、リユース、リサイクルなど「3R」の推進に関する理解を深め、循環型社会の実現に向けた取り組みを推進することを目的に行われました。

 ふろしき体験の無い若い世代や、家に何枚ももたれているベテランまで興味深く参加していただきました。

 展示してある見本を見て、これどうなってるの、難しそう、これ良いねえ、この包み方教えてなど様々な声が聞こえました。

 会場には小池百合子前環境大臣がプロデュースした「もったいないふろしき」やリサイクルに関するパネルも展示し、参加者以外の方へも循環型社会への理解を求めました。

 ふろしきは人と人を温かく包みます。

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◇6◇環境省HPの『ビデオ・写真ライブラリ』への掲載画像を募集しています!

 この度、日本の自然や環境問題の現状、対策に向けた取組をより身近なものとして実感していただき、また環境教育・普及啓発の素材としていただくため、環境省ホームページに「ビデオ・写真ライブラリ」を開設しました。

 この「ビデオ・写真ライブラリ」では、環境省が保有するビデオや写真だけではなく、地方公共団体等が保有する環境関係の画像を幅広く共有し、国民にも利用していただきたいと考えており、現在、地方公共団体等にこの「ビデオ・写真ライブラリ」に掲載可能なビデオ・DVD・写真のご提供をお願いしています。


【ビデオ・写真ライブラリ】

 http://www.env.go.jp/guide/videolibrary/index.html

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◇7◇改正フロン回収・破壊法ブロック別説明会の開催について

 環境省では、本年6月に改正され、平成19年10月1日に施行される「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律」の改正内容をお知らせするための説明会を経済産業省とともに開催します。

 この説明会は、自治体担当者やフロンに係る業界団体を主な対象としたもので、中国四国ブロックにおいては平成18年12月14日(木)岡山市で開催します。

 その概要は、法律改正内容の説明、施行に向けた周知活動の進め方についての情報提供の他、フロン類を使用しない冷凍装置の普及を進めるための補助事業についての説明を行います。


【詳しくは】環境省HP

 http://www.env.go.jp/press/7685.html

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◇8◇平成18年版のこども環境白書ができました

 平成18年版こども環境白書は、リリー・フランキー氏原作の人気アニメ「おでんくん」(NHK教育テレビ「天才ビットくん」アニメコーナーにて放送中)をメインキャラクターに使用し、おでんくんとその仲間たちと一緒に楽しく学べる物語仕立てになっています。

 平成18年版環境白書の総説のテーマの内容や、現在の様々な環境問題とその対策について、できるだけ平易な表現やイラストを用いて小中学生にも理解しやすいように解説しています。

 また、「環境キーワードQ&A」、「環境にやさしい行動の実践例紹介」等、学習の参考となるHPアドレスや問い合わせ先なども掲載しています。近日中には下記にアップする予定です。


【こども環境白書】

 http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/kodomo.html

【環境白書】

 http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/index.html

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◇9◇第2回エコツーリズム大賞の募集について

 環境省では、平成16年6月のエコツーリズム推進会議でとりまとめられた5つのエコツーリズム推進方策により、「エコツーリズム」の普及、定着のために様々な取組を進めています。今般、推進方策の一つであるエコツーリズム大賞について、第2回目の公募を行っています。

 ○募集期間:平成18年10月16日(月)~12月4日(月)
 ○対象  :エコツーリズムに取り組む自治体、地域の組織団体、事業者


【詳しくは】環境省HP

 http://www.env.go.jp/press/7598.html

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◇10◇五色台ビジターセンター情報

香川県坂出市の五色台ビジターセンターでのイベント情報を紹介します。


 ①季節のクラフト教室「つる細工にチャレンジ!」

  自然の素材を使って、温かみのあるかごやリースを作りましょう!

  •   ○日時  :12月10日(日)
            午前の部10:00~12:00
            午後の部13:00~15:00
  •   ○募集人数:毎回20名
  •   ○参加費 :一人100円
  •   ○場所  :五色台ビジターセンター

 ②季節のクラフト教室「どんぐりでアートしよう!(仮)」

  五色台のどんぐりやいろんな木の実を使って、可愛らしい置物やアクセサリーを作りましょう!(予定)

  •   ○日時  :1月14日(日)13:00~15:00
  •   ○募集人数:15名
  •   ○参加費 :一人100円
  •   ○場所  :五色台ビジターセンター
  •   *1月の季節のクラフト教室は、路面凍結のおそれがあるため13時から1回のみの開催となります。

【①、②のお申し込み方法】

 電話:0877-47-2479、FAX:0877-47-2048
 またはメール:goshikidai-vc@abeam.ocn.ne.jpで。
 (住所・氏名・連絡先・参加人数・参加希望時間を明記)


【詳しくは】五色台ビジターセンターHP

 http://www8.ocn.ne.jp/~gosiki/


 ③特別企画展「五色台ふれあい写真展」(12月8日(金)~)

  今年度9~10月に募集した「五色台ふれあい写真コンテスト」の全応募作品を展示します。五色台のさまざまな風景を切り取った力作をぜひご覧下さい。

  •  ○開催日 :随時(休館日を除く)
  •  ○時間  :9:00~16:00
  •  ○入館料 :無料
  •  ○場所  :五色台ビジターセンター
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◇11◇大山隠岐国立公園・下山駐車場及び公衆便所の冬期閉鎖について

 大山隠岐国立公園の下山駐車場及び公衆便所(鳥取県西伯郡大山町大山)は、積雪のため冬期は閉鎖いたします。閉鎖期間中は、大山寺及び槙原駐車場をご利用ください。

 ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。


  •  ○冬期閉鎖期間:平成18年12月1日(金)~平成19年3月31日(土)
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◇12◇「中海・宍道湖ラムサール条約登録一周年記念大会」が開催されます

 昨年11月にラムサール条約湿地に登録された、中海と宍道湖の登録一周年を記念し、条約の基本理念である「環境保全と賢明な利用(ワイズユース)」をテーマに、21世紀を担う子供達の一年間の活動報告などをもとに意見交換を行います。

 世代を超えて、中海と宍道湖のさらなる「ワイズユース」の推進を目指します。

  •  ○日時 :平成18年12月2日(土)13:30~16:00(入場無料)
  •  ○場所 :境港市文化ホール(境港市中野町2050番地)
  •  ○主催 :鳥取県、島根県、境港市、米子市、松江市、出雲市
          安来市、東出雲町、斐川町
  •  ○後援 :環境省米子自然環境事務所、国交省出雲河川事務所ほか
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◇13◇クマ類出没対応マニュアル(暫定版)が作成されました

 ツキノワグマやヒグマが人里に出没し、平成18年度は各地で人身等への被害が発生しています。これに伴ってクマの捕獲数も増加しており、クマの適切な保護管理の観点から慎重な対応が求められています。

 クマの出没による人身被害等を減らすことは、クマの適切な保護管理に資するものであることから、このマニュアル(暫定版)では、生息地周辺の住民の方々や鳥獣行政の担当者の方々に注意していただきたい事項がまとめられています。


【クマ類出没対応マニュアル(暫定版)】

 http://www.env.go.jp/nature/yasei/kuma_manual/

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◆編集後記◆

 今年に入って、久々に自分の映画熱が高まっています。環境関係の映画は特にチェックするようにしていますが、絶滅の危機に瀕したチベットカモシカを密猟者から守る民間パトロールを描いた「ココシリ」や、北極の厳しい自然の中でたくましく生きる動物たちのドキュメンタリー「ホワイト・プラネット」は、映像というメディアがもった、理屈を越えて本能に訴えかける力強さを感じました。年明けには、アメリカ元副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題の核心に迫る話題作「不都合な真実」が公開されます。当分は私の映画熱も続いていきそうな気配です。環境問題といえば、とかく難しく考えがちなところもありますが、やわらかい頭で秋(もうすぐ冬ですが)の夜長に環境映画はいかがでしょうか?(村)

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 中国四国地方環境事務所(メールマガジン発行担当者)
  TEL:086-223-1577(代表)
  FAX:086-224-2081
  E-mail:REO-CHUSHIKOKU@env.go.jp
  編集担当:飯野(廃棄物・リサイクル)、生越(地球温暖化・環境対策)
       村上(野生生物)、植竹(国立公園)、石月(保全整備)
       三浦(高松)
 環境省ホームページ:http://www.env.go.jp
 中国四国地方環境事務所ホームページ:http://chushikoku.env.go.jp

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