大山隠岐国立公園
162件の記事があります。
2018年05月21日浄土ヶ浦、いい景色です。
大山隠岐国立公園 隠岐 湯澤孝介
気温が上がってきました。
夏に向けてワクワクも盛り上がってきました。
シーカヤックも潜りも釣りもキャンプも、楽しみが止まらず震えてる湯澤です。こんにちは。
今回の記事は夏に向けておススメなビュースポットのご紹介です。
名勝 浄土ヶ浦
この浄土ヶ浦、大小数百の岩礁が散在する多彩な海岸景観、多岐にわたる特異な地質など、景色のみならず、その性質にも魅力が詰め込まれた場所なのです。
そして、この場所に、環境省としては隠岐島地域初となる展望施設が、先般完成しました。
式典も無事行われ、布施、浄土ヶ浦の利用が促進されることに期待しています。
オープニングセレモニー 展望デッキ(スロープ)
浄土ヶ浦の情報をちょこっとだけ紹介。
たとえば、ビュースポットに立つと、約3,000万年前~2,000万年前に堆積した湖成層や溶岩、火山性の礫岩などを見ることができます。これは日本が大陸から分裂し始め、日本海が湖だったころのもので、周辺ではグリーンタフ(緑色凝灰岩)も観察できます。隠岐では、マチカネワニの化石がグリーンタフから見つかっています。これは、マチカネワニが生息していた場所(湖)に、火山灰が堆積したことが考えられます。
※隠岐で発見されたマチカネワニの化石は、浄土ヶ浦ではありません。
マチカネワニについて(大阪大学総合学術博物館HP)
https://www.museum.osaka-u.ac.jp/jp/exhibition/3F/wani.html
まだまだありますが、
陸側から見られる海蝕崖や波食棚の風景、それに隠れている地質のストーリーは、必見です。
さらにさらに、海域公園地区にも指定されている浄土ヶ浦の海エリアで、シーカヤックのツアーが検討されています。まだ試験段階ではありますが、海側から見る浄土ヶ浦はまた格別ですよー!
2018年05月11日今年度から新体制! 【隠岐管理官事務所】
大山隠岐国立公園 隠岐 山﨑多世子
初めまして!
隠岐管理官事務所の山﨑です。前任の柳川さんに変わり4月にアクティブ・レンジャーとして着任いたしました。
またレンジャーも柳田Rに変わり、当事務所は新体制となりました!
バタバタと慌ただしい日々が続いたなか、久しぶりの投稿です。
さて、ゴールデンウィークを皮切りに隠岐では本格的な観光シーズンに突入しました!
隠岐諸島には日本海の荒波がつくりだした雄大な侵食海岸地形、
【国賀海岸(西ノ島町)】
北方系・南方系・大陸性・高山性の植物が混在する不思議な植生、
【隠岐固有種・オキシャクナゲ】
そこに住み続ける人々が生み出した伝統行事や祭り・・・等々、知れば知るほど魅力がたくさん!
そして、隠岐管理官事務所では、今年も隠岐の自然とふれ合える様々なイベントを企画する予定です!
自然情報と併せて日記に更新していきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
また個人的には、私の趣味がバードウォッチングですので、
隠岐の野鳥も時々紹介できればと思います!
【ミサゴ】
隠岐諸島の離れ岩等で毎年繁殖をしています。
タカの仲間ではめずらしく、魚が主食。
空中から水中にダイブして狩りをするシーンは中々見ものです!
2018年04月25日【大山隠岐国立公園の春】 美保関 関の五本松公園
大山隠岐国立公園 大山淳子
4月も終わりに近づき、晩春といった季節になってきました。
最近、車道脇の植え込みを見るとツツジが開花している様子が見受けられます。
見た目も華やかなツツジの季節がやってきました。
島根半島東部にある美保関の五本松公園では、
季節になるとたくさんのツツジが公園内の歩道・展望広場を彩ります。
<五本松公園の位置>
ピンポイントの青い印のところが五本松公園です。
五本松公園は標高100~130mのところにあります。
車道沿いに歩道の入り口があり、歩道を上ると公園へたどり着きます。
入り口に数台駐められる駐車場もあります。
松江駅周辺から美保関へは車で1時間ほどです。
五本松公園には、約5000本のツツジが植えられており、4月下旬から5月上旬に見頃を迎えます。まさにこれからが見頃です。
遊歩道入口から15分ほど登っていくと、歩道の両脇に咲いたツツジ、それから五本松公園の名前の由来にもなっている松が出迎えてくれます。
もともと5本あった松は、江戸時代、美保関の港にはいってくる船の目印として活躍していました。
ですが、当時の藩主が通行の邪魔になるからと、5本の内1本を切ってしまいました。
そういった背景から民謡「関乃五本松」がつくられ、五本松公園の由来となったそうです。
松くい虫の影響で、現在の松は3代目です。
公園に設置してある民謡「関乃五本松」の看板
関の五本松の周りにも咲き誇るツツジは、
白、ピンク、濃いピンクときれいなグラデーションをつくりだし、海の青に映えます。
遊歩道を上がっていくと広場に出ます。
東屋もあり、ピクニックにも最適で、展望台からは天気のいい日に大山や隠岐諸島も見られます。
一角には、平和記念塔があり、昭和2年8月に起こった日本海軍の駆逐艦の衝突事故の犠牲者を慰めるために2年後の昭和4年11月に建てられました。当時、海軍元帥東郷平八郎の「慰英霊」の文字が刻まれた文字盤がありましたが、昭和27年に外され、現在の平和記念塔となったそうです。
今回は五本松公園までの道のりでしたが(ピンクの線の道のり)、その奥にはまだ遊歩道が続いており、青石畳通り方面へ抜けるコースと、美保関灯台のある地蔵崎まで続くコースは五本松公園地藏崎線歩道として整備されています。(ピンクと青の線を足したもの)五本松公園を過ぎてからは、馬着山も道中に含まれていることもあり、登山道といった雰囲気を持ちます。こちらはまたの機会にご案内します。
来る4/28(土)~5/6(日)つつじ祭りが開催されます。
ぜひツツジが咲き誇るこの季節に美保関 五本松公園を訪れてみてください。
五本松公園へのアクセス、開花情報、つつじ祭りに関しましては、
松江観光協会美保関支部のHPをご覧ください。
※ツツジが咲いている写真は、昨年の5月2日に撮影したものを使用しています。
2018年04月03日船上山に春の訪れ
大山隠岐国立公園 小森 夏奈
今年の桜の開花はとても早く、もう散り過ぐ季節となりました。
3月27日、まだ桜がつぼみの頃、鳥取県琴浦町にある船上山(615m)の船上山休憩舎の開所作業を、地元の赤碕山楽会さんのご協力の元行いました。昨年12月に休憩舎の冬季閉鎖をしてから早3ヶ月、初めて山陰で過ごす冬は長いと思っていましたが、過ぎてみると案外短いものですね。
船上山を下から見上げます。草原地帯の上に屏風のような山並みがそびえています。
船上山の向かって左側をみると、船上滝が見えます。右が雌滝、影になっていますが左に雄滝があります。
船上山の草原地帯は3年に1度「山焼き」が行われており、黒く染まった船上山を見ることができます。昨年(2017年)に山焼きが行われたため、次回は2020年に予定されています。
いつものように県道沿いの駐車場から30分で休憩舎まで到着しました。
男女別のトイレ完備、2階は寝袋などを持参すれば宿泊することもできます。日当たりもよく快適に過ごせます。
また、休憩舎から20分ほどのところにある船上神社は、来月鳥居の付け替えが行われる予定です。
宮大工さんや専門の方々が多数お越しになります。今ある鳥居が見ることができるのもあと少しです。
日当たりのよい場所ではお花も少しずつ咲き始めました。春のハイキングにぜひ船上山に登られてはいかがでしょうか。
2018年03月30日【参加者募集】4/15(日)美保関 野鳥観察会
大山隠岐国立公園 大山淳子
来月4/15(日)に、美保関で野鳥観察会を行います。
只今参加者募集中です。
地蔵崎にそびえ立つ美保関灯台
春の美保関は、冬を日本で過ごした鳥たちが北の海へ帰っていく中継地点です。
日本野鳥の会の井山氏を講師に迎え、五本松公園へ続いている遊歩道の入り口辺り(駐車場付近)から美保関灯台周辺まで地蔵崎をぐるっと散策し、今しか見られない渡り鳥を観察します。
岬から勇気を出して海へ飛び出していく野鳥を観察できるチャンスもあるかもしれません。
朝早くからのイベントになりますが、早朝の澄んだ空気の中で1日の始まりを一緒にすごしませんか?
数に限りはありますが、双眼鏡の貸し出しもできますので、野鳥観察が初めてのかたも是非ご参加ください。
みなさまのご応募お待ちしております。
桜の木にとまるオスのジョウビタキ
シロハラのかわいい後ろ姿
日本海へ想いをはぜるメスのジョウビタキ
2018年03月27日いろんな春。
大山隠岐国立公園 湯澤孝介
だいぶご無沙汰してしまいました。花粉症絶頂の湯澤です。
日本海の冬を乗り切り、暖かな日差しに心弾むはず..だったんですが、
いかんせん花粉症がすごい!!症状のない方が羨ましいです..
春分を迎え、全国で春らしいニュースが出始めていますが、みなさんの周りではどのような春の訪れがありましたでしょうか。
さて、今回の投稿は、自然情報ではなく人事的なご報告を...
今年度限りで、水落レンジャーと、柳川アクティブ・レンジャーが隠岐を離れることになりました!!(泣)
寂しさもありますが、それぞれの道で、隠岐のこと、大山隠岐国立公園のことを発信していただき、また各地での情報を交換し合えるなら、それはとても素敵なことだと思います。
現体制3人中2人が入れ替わることとなり、ドタバタと寂しさと新たなステージへの期待や緊張が入り交じる春となりましたが、今後も引き続き、国立公園の保護と利用を推進し、日本の方も海外の方も楽しめる自然公園を目指していきます!
4月以降も変わらずお付き合いください~!
2017年度メンバー
(写真左から:水落レンジャー、湯澤アクティブ・レンジャー、柳川アクティブ・レンジャー)
2018年02月22日外国人の方々とスノーシューを楽しみました!!
大山隠岐国立公園 小森 夏奈
2月17日(土)
環境省が現在取り組んでいる「国立公園満喫プロジェクト」のひとつとして、
外国人の方に国立公園にもっと訪れて楽しんでもらう機会をつくるために様々なイベントを実施しています。
今回は、鳥取県立大山自然歴史館と共催で冬の自然観察会『冬の横手道を歩こう』を開催し、外国人の方々に参加していただきました!
アメリカ・オーストラリア・インドネシアなど様々な国の出身の方々にご参加いただきました。
スノーシュー初体験の方、雪の中のハイキング経験がない方もいらっしゃり、大変楽しみにしてくださっているご様子でした。
自然歴史館に集合し、スノーシューをフィッティング後、開会式が行われました。
解説をしてくださる先生方の紹介後、早速スノーシューを履いて、いくつかのグループに分かれて出発しました。
当事務所のグループには自然歴史館の館長が解説してくださることになりました。
みなさん熱心に館長の説明に耳を傾けています。気になる部分は積極的に質問をされていました。日本語が堪能な方もいらっしゃり、分からないところはお互いに通訳しあって解決していました。
右上の青丸で囲った部分「ヤドリギ」の説明をしています。この植物は樹木の枝や幹に寄生し、樹木から水分と養分を吸収して育ちます。
ヤドリギが落ちていました。強風などによって落ちてしまうこともあるようです。
こちらの方が撮影されているのは、大山でよく見られるウサギのような形が可愛らしい『オオカメノキ』の冬芽です。
大山の地形や雪崩についても説明がありました。雪に刺さっているのは、雪崩で遭難した人を捜索するために使われる「ゾンデ」という棒です。雪の深さを測れるため、下まで刺してみると積雪は1mほどありました。
大山の横手道は、江戸時代に大山寺地域で開かれた牛馬市に向かう参拝者のために整備され、一丁(109m)毎にお地蔵さんがいます。今は雪に埋まってしまって見えませんが、この看板の辺りには8番目のお地蔵さんがおり、通る人々の安全を見守っています。
終点の桝水高原まで到着し、記念写真をパシャリ。時折雪が舞い散るような天候でしたが、最後まで歩ききりました。
昼食は大山おこわと大山そばで、まさに大山づくしの一日です。
大山おこわには栗・ぎんなん・しいたけ・にんじんや鶏肉、大山の旬の山野草が入ることもあります。大山そばは大山山麓で育ったそばの粉を使用しています。
午後からは自然歴史館内の展示を解説してくださいました。
スノーシュー中には動物や鳥などが見られなかったため、大山の動植物にみなさん興味津々のご様子でした。
このたびは共催を快く受け入れてくださった大山自然歴史館の方々、ご参加してくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
2018年02月16日2/4(日)三瓶山北の原 歩くスキーイベント
大山隠岐国立公園 大山淳子
去る2/4に、三瓶自然館サヒメル主催で歩くスキー(クロスカントリースキー)のイベントがありました。
場所は、大山隠岐国立公園三瓶山の麓、北の原にある、三瓶山北の原キャンプ場の敷地内。
歩くスキーに使われるスキー板は、アルペン用のスキー板よりも、細く、裏にギザギザが刻まれていて、後ろに滑りにくくなっています。また、かかとが板に固定されておらず、歩くとかかとだけ浮くようになっているのが特徴です。
今回のイベントでは、参加料金に道具のレンタル代が含まれており、ウェアのみで参加が出来ました。
イベント時以外でも、道具は北の原にある三瓶山北の原キャンプ場で借りることができますので、道具をお持ちでない方も、冬の三瓶山で歩くスキーを楽しみにぜひお越しください。
このたびのイベントは、「アニマルトラッキング」と題して、雪の上に残された動物の足跡などから、どんな動物が歩いたのか、住んでいるのか考えてみようといった内容でした。
歩くスキーは、高低差があまりないようなところを歩く比較的子どもたちにも易しいスポーツなので、
こどもから大人までたくさんの方が参加されていました。
初めに室内であいさつがありました。
あいさつが終わり早速出発。
4チーム分かれて、足跡探しに出かけます。
出発の前に、転んでから起き上がる練習もしっかりしました。
初めに見つけたのは、うさぎの足跡。
「これを辿っていくと、うさぎさんが住んでるところまで行けちゃうね。」
といったやりとりも聞こえてきました。
みんなで列になって、
スタッフの方について足跡を探します。
なにか見つけたのかな。
途中東屋のつららが斜めにできているのを発見。
(写真だとわかりづらいですが、内側に斜めに入り込むようにできています)
「なんで斜めにできているんだろうね」
「つららができてから、屋根の雪がずり落ちてきて斜めになったんだと思う」
「つららができるときに、強い風が吹いたのかなあ」
これも、普段だと見落としてしまいそうなことです。
観察して、考えて、みんなに話してみて、こういった時間ってすごく大事だと思いました。
さあ、新たなる発見を求めて
坂を頑張って登ります。
次に三瓶自然館サヒメルのキャラクターでもあるテンの爪傷をみつけました。
テンは、イタチ科の体長40~50cm程度の動物で、主に山や森林に生息しています。
夜行性で、木登りも得意なようです。
東屋の柱についたテンの爪痕。
5本の指でのひっかき傷から、この動物がテンであり、どこを通ってどこに行ったのかを考察します。
こうして、ゆっくり観察しながら、歩くといろんなものが見えてきます。
屋根の下部分、側面に5本の爪痕が。
柱を登って、屋根下づたいに移動し、屋根の上へ登ったのが推測できます。
最後に、ツグミの仲間だと思われる足跡を発見。
両足がそろって歩いている(跳んでいる)ことから、
ホッピングという歩き方をしている鳥だということがわかります。
それに合わせ、足跡の大きさ、この季節にいる鳥はなんだ?ということからツグミの仲間だと推察されました。
まっすぐ行こうとして進行方向を変えてますね。
なにか見つけたのでしょうか。
足跡ひとつからいろいろな情報を読み取るアニマルトラッキング。
ぜひ、三瓶山北の原で挑戦してみてください。
また、歩くスキー自体も、スポーツとして楽しいものですし子供たちも気軽に挑戦できます。
雪がある今の季節しかできないので、交通にはお気をつけて、ぜひ三瓶山へ足をお運びください。
三瓶山の麓でぜひ楽しんでください。
2018年02月07日【国立公園展 特別展】日御碕観光案内所で開催中
大山隠岐国立公園 大山淳子
私事ですが、私にとっては、初めての山陰の冬です。
雪が連日降り続くことにやっと慣れてきましたが、
みなさま外出の際はお気をつけくださいませ。
そんな天気が続くなか、外出をおすすめするかのようなお知らせですが、
ただいま日御碕(ひのみさき)灯台近くの駐車場にあります「日御碕観光案内所」で、
私たち中国四国のアクティブレンジャーが、普段の業務の中で出会いました自然や風景、取り組みを紹介する国立公園展の特別展を開催中です。
日御碕は、出雲大社より海岸沿いをずーっと北上して15分くらいいったところにあります。
途中の車道沿いに、いくつか海岸線を望める展望台もあります。
日御碕にいながら
大山隠岐国立公園の大山・蒜山地域、
隠岐地域、島根半島東部地域、三瓶山地域、
瀬戸内海国立公園、
足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の自然を感じられます。
2/18(日)までの短い期間にはなりますが、お天気、お足元と相談の上ぜひお立ち寄りくださいませ。
今の時期の日御碕では、
国の天然記念物である経島(ふみしま)にウミネコがやってきています。
数千羽のウミネコが、繁殖・子育てをしに、ここ経島へやってきます。
寒い中、ミャーオ、ミャーオと声をあげて経島の周りを飛び回るウミネコを見ていると、力強いパワーを感じます。
日御碕神社の近くから海沿いを歩くのもいいですし、歩道の先を進んだところにある鳥見台の上から見下ろすのも全体を見渡せていいと思います。
ウミネコ
また、ほかの野鳥も灯台周辺の遊歩道を歩いていると声がよく聞こえてきます。
姿を探すのは、少し難しいですが、
先日1/20に遊歩道を歩いた時は、メジロやヒヨドリが見れました。
その前には、ジョウビタキやアオサギを見かけました。
写真を撮るのが難しくヒヨドリは影しか撮れませんでしたが、姿を見れずとも、鳥の声を聴きながらの散歩も自然の中にいることを感じられて、すごくリラックスできます。
ぜひ日御碕の自然と写真展でほかの国立公園の自然も感じにお越しください。
ヒヨドリ
ジョウビタキ(♂)
ジョウビタキ(メス)
アオサギ
こんにちは。大山隠岐国立公園管理事務所の小森です。
新緑が美しく、さわやかな風が心地よい5月も半ばとなりました。
『中国四国の国立公園展』鳥取会場が始まりました!
会期:2018年5月18日(土)~6月17日(日)
場所:大山ナショナルパークセンター
開館時間:午前8時~午後6時30分
入場無料
このお知らせのメインの写真は、大山夏山登山道から撮影したものです。
(こちらの写真の展示はございません)
中国四国地方環境事務所管内の大山隠岐国立公園、瀬戸内海国立公園、足摺宇和海国立公園の写真を展示しており、環境省が行っている取り組みなどをご覧いただくことができます。
また、展示会場の大山ナショナルパークセンターは、今年4月にリニューアルオープンし、大山の登山基地としての役割を強化しています。
大きく拡張された2階テラスでは大山と日本海の両方の景色を楽しめます。テーブルとベンチも設置されていますので、風景を楽しみながらのランチ、休憩はいかがでしょうか。
今回新しく設置された大画面のモニターでは大山周辺情報や動植物情報をタッチパネルでチェック可能です。
また、『電子黒板』のモニターも設置されています。登山者が書き込みを共有することができ、最新の登山情報を手に入れることができます。
小上がりの休憩室は、靴を脱いで登山帰りの疲れた足を休めていただくことができます。
朝から使用できる有料シャワールーム、コインロッカーやスキー・スノーボードラックも設置されました。
授乳室やおむつ替えシートも新設され、小さなお子様連れの方にも便利です。
フリーWi-Fiも完備しており、情報検索も思いのままにできます。
大山は開山1300年を迎え、イベントが目白押しとなっています。
登山基地として、また周辺散策や大山でのイベントの際にはぜひお立ち寄りください