ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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大山隠岐国立公園 米子

222件の記事があります。

2017年09月29日外来植物除去のための勉強会が行われました!

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

秋の気配を感じるようになりましたね。店頭にも新米などの秋の味覚が並ぶようになりました。

鳥取県は美味しい食べ物が沢山あるので、食べ過ぎ注意です。

さて今回は、外来植物除去のための勉強会の様子を紹介します!

紅葉シーズンを前にきれいな大山に来ていただこうと、1015日に大山秋の一斉清掃が開催されます。

毎年沢山の人が参加し、ゴミ拾いを行っているのですが、秋の一斉清掃では美しい景観や元々生息している植物を保全する目的で外来植物の除去も行っています。

926日桝水高原(伯耆町)にて、一人でも多くの方に外来植物の除去方法を知ってもらおうと、勉強会と実習が行われました。(主催:大山の美化を推進する会)

参加人数は20名。講師の話を真剣に聞く皆さんの姿が印象的でした。

外来植物の一つであるセイタカアワダチソウは、「ロット」と呼ばれる地中に伸びる根で数を増やしていきます。なるべく根を掘り起こして抜くよう指導がありました。

実習は短い時間でしたが、沢山の外来植物(ほぼセイタカアワダチソウ)を除去することができました。

 

1015日の大山秋の一斉清掃は、一般参加できます。大山博労座(大山町)、桝水高原(伯耆町)、鏡ヶ成(江府町)の会場で行われます。

一緒に秋の大山で、自然環境を守る活動に参加しませんか?

興味のある方はぜひ、以下にお問い合わせください。大山の自然環境を守る活動に参加していただける登録ボランティアも随時募集しています!

■大山の美化を推進する会 事務局(大山町観光商工課)

 0859-53-3110

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2017年09月16日山焼きの出前授業を行いました!

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

8月から大山隠岐国立公園管理事務所の一員となりました番原昌子(ばんばらまさこ)です。

これから皆さんに、仕事の様子や大山蒜山地域の自然を楽しく紹介できたらと思っています。

どうぞ、よろしくお願いします!

916日(日)川上小学校(真庭市蒜山)で3、4年生を対象に山焼きについての出前授業を行いました。

阿蘇や秋吉台の山焼きは有名ですが、蒜山でも山焼き文化が残されています。

山焼きと環境保全は結びつきにくいかもしれませんが、火を入れることによって健全な草原が形成され、そこでしか生きることができない動植物の大切な生息場所になっています。

最初に大山隠岐国立公園管理事務所のレンジャーが、国立公園について説明しました。

クイズ「大山隠岐国立公園にある山の中で、蒜山の山はどれだ?」は、大変盛り上がりました。


お次に山焼きの中心人物である多久間さんが、50年前の石油がなかった生活の中で、牛や馬、ススキが生える草原がどんなに大切だったかを説明しました。

ユーモアを交えた語り口に、大人も子ども引きつけられました。


津黒いきものふれあいの里の雪江館長は、山焼きをした後にどんな花が咲き、希少な動植物が生息しているかを説明しました。

子ども達は、生き物が紹介されると、「かわいい」と言いながら熱心に話しを聞いていました。


最後に、山焼き時に使用するジェットシュータという消火器を子ども達に体験してもらいました。

水が沢山入ったリュックは大変重く、その重さと遠くまで水が飛ぶ装置に歓声が上がっていました。


今日の出前授業の感想を子ども達に聞かせてもらったのですが、「人が手を加えることで守られている自然がある。それが山焼き!」ということを理解してもらえたようでした。

山焼きボランティアは、高校生から参加できます。興味がある方は、以下にお問い合わせください。

津黒いきものふれあいの里

TEL0867-677011  FAX0867677012

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2017年08月07日外国人が見た大山の新たな魅力

大山隠岐国立公園 森安 唯

先週8月5日、大山隠岐国立公園内、大山寺のまわりを

カメラを持って歩く、大山写真教室を開催しました。

今回は外国人の方に大山隠岐国立公園の魅力を知ってもらうおうと

外国人の方限定で行った写真教室。

参加者は、フランス、タイ、アメリカ、ロシア、ブラジル、中国の6カ国!

今回講師をお願いしたのは、元新聞記者で、多くの国々で写真を撮影されている

カメラマンの河野さん。大山に関する写真集も出版されています。


素敵な日本式の庭園やいろいろな表情のお地蔵さん、石畳などさまざまな

テーマでみなさん思い思いに写真を撮りました!

みんなで順番にモデルになって撮影会も行いました。

これはお地蔵さん?

これは看板むすこかな?

大山寺の参道沿いだけでもたくさんの撮影テーマがありました。

少し違った視点で撮影した写真もあり、外国人の方によって大山の新たな魅力の発見にもなりました!

また、今回8/1から8/31までの1か月間

外国人の方が見た大山隠岐国立公園をテーマに外国人の方からの写真を募集しております。

詳しくは環境省中国四国環境事務所ホームページをご確認ください。

http://chushikoku.env.go.jp/to_2017/post_149.html

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2017年06月14日大山に炎の河が流れる&外国人インタビュー第一弾

大山隠岐国立公園 森安 唯

先日63日と4日かけて

大山が最も熱く賑わう祭典、第71回大山夏山開きが開催されました!

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前夜祭では、2,000人が神聖な火を片手に松明行列となり

大神山神社から日本一長い石畳の参道を練り歩き、炎の河を作り出しました。

翌日は早朝からみんなで大山頂上まで登山

何千人もの方と一緒にゆっくり山頂を目指します。

そして頂上で山頂祭神事が行われ、山の安全を祈念しました。

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今回も、前夜祭や山頂祭を楽しむ外国人の方にたくさんお会いしました。

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大神山神社で松明行列を待つ島根県のALTさん達にもお会いしました。

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その中でネパールから訪日されていたマンガルさんにお話を伺うことができました!

マンガルさんは今回初めての大山登山

世界を代表する多くの山々が連なるネパールと比べ、大山登山はどうだったでしょうか。

「大山のおいしい空気をすって、みんなで自然楽しみながら登り

とても満喫することができました」とおっしゃってくださいました。

最近は大山を訪れるたびに、様々な外国人の方にお会いするようになってきました。

これから大山を訪れた感想などいろいろ話をお伺いできたらと思っています。

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2017年05月29日鏡ヶ成でみんなの努力が実っています

大山隠岐国立公園 森安 唯

こんにちは!

大山隠岐国立公園は新緑真っ盛りで、いよいよ夏山シーズンの到来!

私も山に登ることが増えて、毎回多くの人にお会いしています

今日は大山隠岐国立公園内、鏡ヶ成地域にある湿原と草原について紹介します。

 

こちらは去年と一昨年撮影された湿原や草原の植物たち

バイケイソウ

  

       

マツムシソウ

リンドウ           

キセルアザミ

 

植物に誘われて蝶々もやってきますよ。

 

こんなに植物が育つようになったのは理由があるんです。

 

鏡ヶ成にある湿原は、何年か前までササや低木に覆われており、

他の湿原植物が育ちにくい環境でした。

 

そこで2000年から私たち環境省を含む地域の関係者たちと自然再生のプロジェクトが始まりました。

 

2年前

 

今年の作業終了後の写真

ササや低木を除去し、湿原の植物が育ちやすいよう環境づくりをしています。

 

さらに近年では一般のボランティアさんを募集したり、

大学との協力で科学的根拠に基づいた作業を進めたりするようになっています。

 

鏡ヶ成の美しい風景はこうしたみんなの努力があって保たれています。

今年も夏に向けて多くの植物が顔を出し始めます。

ぜひ鏡ヶ成に足を運んでみてください!

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2017年05月01日鏡ヶ成も山開きで春を迎えました!

大山隠岐国立公園 森安 唯

はじめまして!

4月より大山隠岐国立公園の魅力を伝えるべく活動しています森安です。

今回は、先日428日に大山隠岐国立公園の鏡ヶ成高原で、

登山シーズンの到来を告げる山開きが行われましたので

その様子をお届けます。

鏡ヶ成はブナやミズナラに囲まれた自然豊かな高原。

トレッキングやキャンプ、自然観察が楽しめ、休暇村もあります。

 

今回休暇村主催で行われた山開きには約40名の方が参加され、

薄紫色の花を咲かせるカタクリが見られる擬宝珠山へみんなで向かいます。

ガイドさんの説明を聞きながら、ゆっくり山を登っていきます。

 

現地調査で登った2週間前には、こんなに雪があった頂上付近も、

 

今はカタクリの花が咲き、日々色が変わっていく山々を眺めることができます。

山から下りると休暇村さんが、参加者皆さんに、

団子汁と塩むすびをご用意くださいました。

具だくさんで団子はもちもちです。

 

私たちは、山開きとカタクリの花の開花に備え、

事前にカタクリの花を守るロープ張りを行っています。

ゴールデンウィークに、カタクリの開花はピークを迎えます。

ぜひ鏡ヶ成高原へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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2017年03月24日【トピックス】鳥取県大山における外国人観光客について

大山隠岐国立公園 伊藤信広

ご訪問ありがとうございます。

夢の貨客船DBSクルーズフェリーを利用し韓国の登山客、観光客がほぼ毎週金曜日に、鳥取県境港に朝9時代に入港し、入国手続き後、観光バスで大山寺博労座に1030分頃に到着されています。

グリーンシーズンになると多いときは、韓国から300名を超える団体で大山登山、大山寺参拝等を満喫されています。

そしてこの冬も、韓国から毎週40名~100名前後の登山客がここ大山に訪問されています。

 

そこで簡単にDBSクルーズフェリーを紹介します。

韓国の貨客船DBSクルーズフェリーは、鳥取県境港へ2009630日に初入港しました。航路は、境港→韓国・東海港→ロシア・ウラジオストク港の3カ国を結び、日本海での重要な人と物流も担っています。そして境港から韓国東海港を週1便・所要14時間と一晩で連絡し、東海港からソウル市内は高速道路を使い3時間で結んでいます。

また、境港からロシア・ウラジオストク港を週1便・2日で連絡し、ウラジオストク経由で中国吉林省、遼寧省、黒竜江省の東北三省ともつなぐ重要なルートであります。

 

韓国東海港を出港し境港に入るDBSクルーズフェリー(イースタンドリーム号)

イースタンドリーム号の船長は、140m、船幅20m、総トン数11,478トン、旅客定員約480名、運行速度は20.15knot(時速約37km

 

310日(金)午前1030分頃。大山博労座駐車場に到着した韓国人観光客105名を乗せた団体バス3台。

 

到着された韓国人登山隊ご一行様は、さっそく大山情報館でトイレを済ませたり登山装備の点検、体操等を行われました。この後、韓国人登山ガイドから参加者に大山の登山ルートなどレクチャーが行われました。

 

大山情報館1階を利用される韓国人登山客

 

韓国人登山客のペナントを撮影させていただきました。

大文字のハングル4文字は、マジュカキと書かれています。意味は「立ち向かう」と言う意味で、下段には、ヘフォ ミョサン トレッキ・ジェフンと書かれています。

日本語では、「海外名山トレッキング」でジェフンはグループ名と思われます。

ミョサン(名山)は、漢字から来ていることがうかがえます。

「韓国語おもてなし講座受講」が役に立っています。

 

午前11時頃、大山情報館からすぐそばの、大山寺参道入り口から大勢の韓国人登山隊が雪の大山登山に向かう様子です。この日、310日は総勢105名の韓国人登山隊でした。

韓国では、大山登山が大人気だそうです!

 

韓国人登山隊は大山寺橋をわたり、南光河原から大山頂上を目指して登山開始。そして1630分には大山博労座に下山予定だそうです。

下山の後は、米子市内の皆生温泉に宿泊され、翌日の予定は山陰海岸国立公園の鳥取砂丘、そして鳥取県中部の倉吉白壁土蔵群、最後の仕上げに鳥取県西部、境港市のキタローロードを観光され、境港発19時のDBSクルーズで韓国へ帰国の途につかれます。

 

大山登山出発前に大山をバックに記念撮影を頼まれました。

317日 韓国人登山客)

DBSクルーズフェリーを利用する多数の韓国人観光客には、2日間で鳥取県の二つの国立公園「大山」と「鳥取砂丘」、さらに倉吉白壁土蔵群、仕上げに境港キタローロード観光を楽しまれるグループもあれば、「大山」と「出雲大社~松江」さらに境港キタローロード観光を楽しまれるグループもあります。そして大山登山のあとに、米子市内の皆生温泉に宿泊するグループと休暇村奥大山に宿泊するグループなどもあると韓国人ガイドから教えていただきました。

 

大山には、旅慣れた個人旅行者も時々見られます。(317日)

左手の男性は、ドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州デュースブルクから観光来日のサイモンさん。右手は、トルコ・イスタンブールから観光来日のバリスさん。

お二人は、お友達同士で、大阪城、姫路城のほか京都、奈良、倉敷、尾道など日本の歴史文化に興味があるとのことです。大山来訪の目的は大山寺、大神山神社を見ることだそうです。

 

大山来訪者の目的は、登山もあれば歴史文化に触れたいとかもありますが。特に外国人にとっては日本の観光名所プラス、日本の日常生活に触れたいとか日本文化を体験したいと見聞きしたりします。外国人誘客にあってはどうもこの辺りがキーワードなのかな?と考えたりすることもあります。

 

地域に住む私たちが地域を知りそれぞれの得意分野で大山にある宝物を(見所・体験所他)を掘り起こし、大山の動植物、歴史や文化をアピールし多く国内外の観光客にその魅力を伝えていければこれ幸いと感じます。

 

今後、平成29年度以降の大山地区は、国立公園満喫プロジェクトで大山情報館などの環境省の施設も再整備が計画されています。

さらに大山地区利用者への満足度向上に努めていければと感じています。

 

最後までご覧くださり誠にありがとうございます。

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2017年03月06日さようならコハクチョウ/米子水鳥公園自然観察会

大山隠岐国立公園 伊藤信広

ご訪問ありがとうございます。

 

2017年3月4日に鳥取県米子水鳥公園主催のさようならコハクチョウ自然観察会に参加しました。毎年楽しみな観察会です!

春が近くなると米子水鳥公園をねぐらにしている、コハクチョウたちがこれから約1カ月間で片道約5,000キロ離れた、ロシアの北極海沿岸の繁殖地に北帰行します。北帰行のルートは、米子水鳥公園から日本海を越えて、ロシアのウラジオストクからウスリー川を北上しハバロフスクからさらにアムール川を北上してボゴロドスコエー、さらにオホーツク海を越えて、北極海沿岸の繁殖地に到着すると言われています。

米子水鳥公園の建物。

この建物の中から水鳥公園の野鳥を観察できます。

 

米子水鳥公園から美しい大山の姿を望めます。

 

米子水鳥公園建物内の様子。

 

米子水鳥公園のある中海は国指定鳥獣保護区として保護され、2005年には国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されています。そして野鳥にとって大切なねぐらです。

私が子どもの頃(1960年代)は、毎晩のように食卓に中海でとれた赤貝(サルボウガイ)の醤油煮付けが登場していました。さすがに食卓に頻繁に赤貝がでると、またかやと、親の心を知らずに感じていました。また時を同じくして中海ではハゼ(米子ではゴズと呼びます)が沢山泳いでいて、小学校では全校をあげてゴズ釣り大会が開催されていました。また時々、子ども時代にゴズ釣りに行っては晩ご飯のおかずとして家に持って帰っていました。

 

仲良く就寝中のつがいのコハクチョウ。

 

コハクチョウは幼鳥のときは、全体が灰白色で成長になると白鳥らしく真っ白になり、「くちばし」の白い部分も消えて、黄色くなります。写真で首が灰白色のが幼鳥です。

 

写真ではわかりませんが、一番上のコハクチョウが首をたてに振り始めました。

この合図は、飛び立ちの準備を家族や仲間たちに知らせるものだそうです。

 

風の様子をうかがいながら風下に向かうコハクチョウたち。

この後、風上に向かって飛び立ちます。

 

風下から風上に向かい助走し飛び立つコハクチョウの様子です。
コハクチョウの体重は5kg~8kgと重いですが飛び立つ瞬間はジェット機のように感動的です!

 

飛び立つコハクチョウたち。

コハクチョウの体長は120cm、翼を広げると190cmにもなると言われています。

 

大きな翼を使い北へ向かうコハクチョウたち

次の冬に再びここ水鳥公園に戻ってきます。

 

観察桟橋からコハクチョウを見送る人たち。(早朝)

 

観察桟橋からコハクチョウを見送ろうと県内外から人が集まってきます。

そして時間が経つにつれて少しづつ人が多くなってきます。

私自身も、ここ6年間くらいコハクチョウを見送っていますが毎年飛び立つ姿を見ては感動が走ります。

無事、コハクチョウが繁殖地への旅をできることを願っています。

 

コハクチョウは、ロシアの北極海沿岸で繁殖したあとに、10月頃にえさを求めて日本に飛来します。北は北海道から飛来地がありますが、南限は米子水鳥公園のすぐ隣にある島根県と言われています。

毎年この時期、春の訪れとともに別れがあり、そして別れがあるからこそ新しい出会いもあると感じています。

 

シベリアのツンドラ地帯で育った幼鳥が、ここ米子水鳥公園に訪れることを楽しみにしています。

最後までご覧くださり大変ありがとうございました。

 

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2017年02月23日冬の鳥取県大山の魅力

大山隠岐国立公園 伊藤信広

ご訪問、大変ありがとうございます!

鳥取県の名峰大山は、昭和11年に国立公園に指定され、その後、蒜山地域、隠岐の島、島根半島、三瓶山地域が追加指定され「大山隠岐国立公園」となりました。

そして国立公園大山は四季折々を通じて、いろいろな楽しみ方があります。

今回紹介する、冬の大山は、日本海に近く高くそびえる大山(標高1,729m)は、大陸からの北西の季節風を受け冬は多雪に恵まれています。冬季は西日本最大規模のスキー場として、多くのスキーヤー、スノーボーダー、スノーシューなどで賑わっています。

 

大山桝水高原ゲレンデのスノーボーダー

 

韓国東海からはDBSクルーズフェリーで鳥取県境港に接岸し観光バス1台から2台で約40名がほぼ毎週金曜日にアクセスの良い大山に訪問されています。多いときはバス2台で、約80名が大山登山等を楽しまれることもあります。

また、昨年末から香港から米子航空定期便が就航し、香港からの団体客も登山はしないまでも普段見ることの出来ない真っ白な雪に触れたり見たりして大山観光を楽しまれています。更に香港便が就航してからは、ベトナムからの団体観光客も雪化粧の大山・豪円山を見て雪に手を触れたりして観光を楽しまれています。

鳥取県米子市内から望む雪化粧の大山

 

冬の大山のお手軽な人気プログラムとしては、ガイドさん付きの半日雪上ハイキングスノーシューがあります。大山の森の新雪の上を歩く感動は言葉に出来ないくらい素晴らしい体験が出来ます。また歩きながら、大山の歴史や冬の動植物など見所満載です。

大山には、いろいろなスノーシューコースがありますが、下の写真は大山横手道スノーシューの様子です。これは大山寺付近の横手道入口からスタートし桝水高原恋人の聖地展望台まで往復約3kmをスノーシューで歩きます。サクサクと雪の上を歩きながらガイドさんのお話も楽しいです。

大山横手道スノーシューの様子

 

大山横手道には、一丁地蔵が立ち並び、お地蔵様を拝むこともでき、自然と歴史の両方を学びながら歩きます。一丁とは、60間であり約109mです。コース中に10体が現存しそれぞれのお地蔵様は、表情が異なり、石質もいろいろあると言われています。それらを鑑賞しながら歩くのも、横手道の魅力です。

大山横手道のお地蔵様を撮影する参加者

 

スノーシューで散策していると、雪面に様々な動物の足跡や糞、食べ物を見たりすることができます。そして時には動物の足跡当てクイズとか、ガイドさんにより動物の面白い生態系などの解説も楽しめます。普段見ることの出来ない動物たちの生活のサインを知る魅力が冬の大山にはあります。

動物の足跡を発見

 

大山でスキー、スノーボードで初心者に優しいゲレンデと言えばホワイトリゾート豪円山ゲレンデです。休日は、県内外から家族づれ、団体等で賑わっています。

そして平日は、県内外から学校団体のスキー教室に多く利用されています。

私も小学生の頃、学校の授業でスキーをした思い出があります。

豪円山は、国体のスキージャンプの競技場にも使用されていました。

札幌冬季オリンピック、スキージャンプで日本勢が金、銀、銅を独占した、笠屋選手、青地選手、金野選手も、ここ豪円山スキージャンプ競技で活躍していました。

豪円山ゲレンデでスキーを楽しむ学生達

海の見えるホワイトリゾート・豪円山ゲレンデ

大勢で賑わう豪円山ゲレンデの様子

 

大山は四季を通じて、多くの登山者に利用され愛されています。

冬の大山も快晴の日には県内外から、そして韓国人、欧米人登山者にも人気があります。

大山夏山登山道の稜線(左下から右肩上がりに登る)

 

冬の大山を駆け足で紹介しましたが、私自身一番好きな時期は、冬の大山です。

雪の白さと見渡す限りの青い海と空が素晴らしいです。

 

2月も終わりに近づいてきました。来月は春を迎えます。

今年の大山は、どんなドラマがまっているのか楽しみです。

グリーンシーズンの大山も素晴らしい自然景観を体験できます!

是非是非大山に足をお運びください!

 

大山隠岐国立公園は、「世界水準のNational Park」に今後生まれ変わってゆきます。

多彩な大自然の恵みと文化、アクティビティ、日本遺産など豊富なコンテンツが満載の大山の感動を多くの外国人観光客をはじめ、県内外のみなさまに魅力を感じていただけたら幸いです。

 

最後までご覧くださり誠にありがとうございました!

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2017年01月20日【報告】蒜山の草原の未来をみんなで考える会

大山隠岐国立公園 大利茜

 

大山隠岐国立公園のうち、岡山県側に位置する「蒜山(ひるぜん)」。

 

大山の南東へ連なる蒜山三座(さんざ()((上蒜山・下蒜山・中蒜山)と、その南に広がる高原地帯のことを言います。
蒜山山頂部にはササの草原やブナ林が、山麓部には草原景観やコナラの二次林が広がります。
伝統的な「山焼き」によって形成されている草原は、希少な草原性の動植物の生息・生育地になっています。

蒜山地域は1963年に「大山隠岐国立公園」に仲間入りしました。(岡山県真庭市)

 

 

■2017年1月17日

あいさつ発表

 

真庭市との共催で、「蒜山の草原の未来をみんなで考える会」を開催しました。

蒜山の山焼きに関するヒアリング結果や、蒜山の草地利用の歴史的展開についての研究報告、

全国の草地利用の事例発表、ワークショップなどを行いました。

「何のために山焼きを続けるのか?」「どうして草原が必要なのか?」

地元住民、ボランティア、観光・・・蒜山に様々な形で関わりを持つ皆さんと集まり、

「蒜山の山焼き、これからどうする?」について意見交換を行いました。

 

 

 

【そもそも草原ってどんな場所?山焼きってどんなこと?】

今回は蒜山の草原や山焼きについて、簡単にご紹介したいと思います。

 

■草原とは?

鳩ヶ原

木がほとんど生えておらず、あたり一面を草でおおわれた、広い原っぱのことを言います。秋には(はく)(ぎん)いろのススキでおおいつくされ、とても美しい景色が広がります。ヒョウモンチョウの仲間など草原に咲く花が好きな生き物や、ひらけた場所が好きな生き物、草原ならではの美しい植物も見られます。

 

 

蒜山の人々の生活と山焼き

昔は、今よりもっと広い草原がありました。田畑の肥料(ひりょう)や、牛や馬のエサ場、かやぶき屋根の材料など、昔の人の生活に必要なものが草原に多くあったからです。人々は山を焼いて、毎年草原にはえてくる草を利用していました。これを「山焼(やまや)き」と言います。

今では、草原の草を生活に利用する人が少なくなりました。それに高齢化などの影響で、山焼きを受け継ぐ人や地域が減ってきています。ひるぜん

 

 

 

蒜山では、ボランティアを受け入れて山焼きを行っている場所(山焼き隊)もあります。

しかし経験・知識・技術等が必要で、危険をともなう作業でもあります。

山焼き

興味をお持ちの方は、山焼きを知ること、ボランティアとしてサポートをすることから

「山焼きについて考える」ことを始めてみてください。

(山焼き隊問い合わせ窓口:津黒いきものふれあいの里 0867-67-7011)

 

 

四季折々にさわやかな風景を見ることが出来る「蒜山」に、足を運んでみてくださいね。

田んぼふゆ

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