ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2018年4月

6件の記事があります。

2018年04月27日鏡ヶ成山開きに参加しました!

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

ご無沙汰しております。大山隠岐国立公園管理事務所の番原です。

週一回更新することを目標としながら、1ヶ月以上できませんでした。(反省...)

グリーンシーズンにもなりましたし、今後はもう少し頑張って更新していきたいと思います。

さて今回は、「鏡ヶ成山開き」の様子を紹介します!

427日(金)、鳥取県日野郡江府町にある擬宝珠山(江府町)で、「鏡ヶ成山開き」が休暇村奥大山主催で行われました。

一般参加者や関係者が約90名集まり、遠くは関西方面からの参加もあったようです。

擬宝珠山は、天気がよいと頂上から蒜山が一望でき、1時間程度で往復できる山です。

頂上付近にはカタクリが群生しています。


今年は春が早いということで、カタクリの花の見頃が過ぎてしまうのではないかと心配されていましたが、今日はちょうどキレイに咲いていました。


下山途中にサンカヨウの群生地にも立ち寄りました。

美しいカタクリやサンカヨウの花は、休暇村の職員さんが大変な思いで草刈り等されている苦労のたまものです。

解説してくれた職員さんの話しを聞きながら、「人の手を加えないと生きていけない生き物も沢山いることを知れてよかった」と感心されている方もいらっしゃいました。

集合したレストハウスに戻ると、名物の団子汁とおにぎりのおもてなしがあり、参加された皆さんは、心も身体も満たされた一日になったのではないでしょうか。

カタクリやサンカヨウの花は、ゴールデンウィーク前半はきれいに咲いていると思うので、計画がまだの方は、春の鏡ヶ成に遊びに行ってみてはいかがでしょう!

ページ先頭へ↑

2018年04月27日【瀬戸内海国立公園の春】大島自然研究路(正味名駒線道路)

瀬戸内海国立公園 福田学

今回はしまなみ海道の春を感じるおすすめコースとして、しまなみ海道の大島南西端に位置する大島自然研究路(正味名駒線道路)を紹介します。

瀬戸内海の春の風物詩に島四国があります。小さな島に四国遍路をギュッとつめこんだもので、瀬戸内海の多くの島々で行われています。中でも大島の島四国は歴史が深く有名です。

大島の島四国は4月第3土曜から三日間(平成30年度は終わりました)行われ、この期間は庵にお堂守が常駐しており多くのお遍路さんで賑わいます。

お堂守が納経捺印やお接待をしてくれます。

雰囲気のある細い路地が大島自然研究路の入口です。

島四国の最終日。多くのお遍路さんに出会う。たくさんの地元中学生たちも歩いていました。

このルートは島四国のハイライトともいえる37番示現庵から38番仏浄庵を経て39番宥信庵へと向かう道で、かつては断崖に阻まれ特に険しい道でしたが、昭和47年に大島自然研究路(正味名駒線道路)として整備され身近に楽しめるハイキングコースになりました。

38番札所仏浄庵

四国遍路足摺岬にある金剛福寺にならったお堂です。島の南西端に位置し、方角や立地条件まで似せてあります。

ちょっと寄り道。

38番札所の崖下の海辺に石仏がたっています。海上安全と溺死者慰霊の像として来島海峡を見守っています。少し道が悪いので気を付けましょう。

遍路道からは来島海峡の絶景や険しい断崖絶壁、山肌を彩る花などを楽しめます。

対岸は今治で空気の澄んでいる日には高輪山系から石鎚山系まで見渡せす。来島海峡は激しい潮流の航路ですが、多くの船舶が行き来します。

黒雲母を多く含む、黒っぽい閃雲花崗岩の露頭  

左隅のお遍路さんを見るとスケール感がわきます。 

今年は季節のうつろいが早く、コバノミツバツツジは花を終えていましたがコバノガズミ、ヤマツツジ、ウバメガシ、マツ、イワガサが花をつけていました。

コバノガズミ          ヤマツツジ           ウバメガシ

 

マツ              イワガサ            コツクバネウツギ

風景や植物を楽しみながら進むと眼下に美しい白砂の千年松海水浴場が見えてくるとまもなくゴールの吉海町名駒です。

名駒では干したひじきを収穫する作業が行われていました。

今回は穏やかな自然と文化が混然一体となった春の島旅でしたが、季節を問わず楽しめるルートです。ぜひご利用ください。

今治市へのアクセスはこちら今治市観光協会

http://www.oideya.gr.jp/accessibility/area.htm

【アクセス】◎自転車 ○バイク・自動車 △徒歩・バス・船

【ルート】39番札所 宥信庵ー大島自然研究路ー38番札所 仏浄庵ー千年松海水浴場

距離:約2㎞ 所要時間:1時間(片道)

ルートの注意点

・険しい断崖に通された道なので、落石などの危険が伴います。大雨や風が強く吹く日、またその直後は危険ですので利用しないようにしましょう。

・登山道に準ずるルートです。登山装備などでご利用ください。

おすすめは環境にやさしい自転車です。レンタサイクルやインフラも充実しています。サイクリングターミナルを利用して自由自在に移動しましょう!

ページ先頭へ↑

2018年04月25日【大山隠岐国立公園の春】 美保関 関の五本松公園

大山隠岐国立公園 大山淳子

4月も終わりに近づき、晩春といった季節になってきました。

最近、車道脇の植え込みを見るとツツジが開花している様子が見受けられます。

見た目も華やかなツツジの季節がやってきました。

島根半島東部にある美保関の五本松公園では、

季節になるとたくさんのツツジが公園内の歩道・展望広場を彩ります。

<五本松公園の位置>

ピンポイントの青い印のところが五本松公園です。

https://yahoo.jp/yUec7K

五本松公園は標高100130mのところにあります。

車道沿いに歩道の入り口があり、歩道を上ると公園へたどり着きます。

入り口に数台駐められる駐車場もあります。

松江駅周辺から美保関へは車で1時間ほどです。

五本松公園には、約5000本のツツジが植えられており、4月下旬から5月上旬に見頃を迎えます。まさにこれからが見頃です。

遊歩道入口から15分ほど登っていくと、歩道の両脇に咲いたツツジ、それから五本松公園の名前の由来にもなっている松が出迎えてくれます。

もともと5本あった松は、江戸時代、美保関の港にはいってくる船の目印として活躍していました。

ですが、当時の藩主が通行の邪魔になるからと、5本の内1本を切ってしまいました。

そういった背景から民謡「関乃五本松」がつくられ、五本松公園の由来となったそうです。

松くい虫の影響で、現在の松は3代目です。

公園に設置してある民謡「関乃五本松」の看板

関の五本松の周りにも咲き誇るツツジは、

白、ピンク、濃いピンクときれいなグラデーションをつくりだし、海の青に映えます。

遊歩道を上がっていくと広場に出ます。

東屋もあり、ピクニックにも最適で、展望台からは天気のいい日に大山や隠岐諸島も見られます。

一角には、平和記念塔があり、昭和28月に起こった日本海軍の駆逐艦の衝突事故の犠牲者を慰めるために2年後の昭和411月に建てられました。当時、海軍元帥東郷平八郎の「慰英霊」の文字が刻まれた文字盤がありましたが、昭和27年に外され、現在の平和記念塔となったそうです。

今回は五本松公園までの道のりでしたが(ピンクの線の道のり)、その奥にはまだ遊歩道が続いており、青石畳通り方面へ抜けるコースと、美保関灯台のある地蔵崎まで続くコースは五本松公園地藏崎線歩道として整備されています。(ピンクと青の線を足したもの)五本松公園を過ぎてからは、馬着山も道中に含まれていることもあり、登山道といった雰囲気を持ちます。こちらはまたの機会にご案内します。

来る4/28(土)~5/6(日)つつじ祭りが開催されます。

ぜひツツジが咲き誇るこの季節に美保関 五本松公園を訪れてみてください。

五本松公園へのアクセス、開花情報、つつじ祭りに関しましては、

松江観光協会美保関支部のHPをご覧ください。

http://mihonoseki-kankou.jp/

※ツツジが咲いている写真は、昨年の5月2日に撮影したものを使用しています。

ページ先頭へ↑

2018年04月20日新たなる絶景ポイント

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

現場仕事のあとはアイスが食べたくなる・・・

そんな気候になってきた土佐清水からこんにちは!

海や空の青さ、若葉の緑や風を楽しむアウトドアシーズンを目前に、

土佐清水市の秘境の一つ「見残し(ミノコシ)」で、

展望台からの景色を楽しんでもらえるようにと、修景伐採が行われました。

我々も、その作業に同行しました!

伐採したのは、見残しの展望台。

竜串湾の海中景観を楽しめるグラスボートや、

千尋岬の遊歩道からでもアクセスできる場所です。

(黄色いカメラマークが今回の絶景ポイントです)

天気さえ良ければ竜串湾を一望できる展望台2階は、

 

目前にあった木がなくなり、視界を遮るもののない見晴らしを確保できました。

おかげで、見えづらかった見残し湾のシコロサンゴも・・

ご覧の通り!

遠景から見ると、さらにその群落の大きさが際立ちます。

眼前の木で展望を遮られ、存在を忘れられていた展望台1階は

 

熱い日差しもしのぎつつ、さわやかな風を楽しめる・・

そんな極上の時間を過ごせる場所へと変わりました!

今回の作業は、市内の園地や歩道の維持管理を行っている

土佐清水市観光協会が実施したものですが、

現場では御年70を過ぎつつも現役元気な、よろずやトリオが大活躍。

 

景観にはもちろん、お三方のバイタリティにも感動した一日でした。

ページ先頭へ↑

2018年04月05日【足摺宇和海国立公園の春】 足摺岬半島

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

今年は、春が駆け足で過ぎ去ってしまった土佐清水からこんにちは!

ツバキとヤマガラ

ーーーーーーーーーーーー※注※ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 タイトルには【春】とありますが、記事作成時点で

 春の代名詞である桜については、ほぼ終わりかけております・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は、足摺宇和海国立公園で春を楽しむならココ!という、

土佐清水のアクティブレンジャーのおすすめスポットを、

アクセスや見所、これからの楽しみも含めてご紹介します。

今回のおすすめは「足摺岬」!

足摺岬の先端部分は、四国最南端として多くの人が訪れます。

観光はもちろん、お遍路やサイクリングなどでやってくる人もたくさん!

3月末は、春休みということもあって賑やかでした。

そんな人々を迎えるように、3月も終わりの時期にツバキが花開き、

場所によっては、ツバキとサクラの共演が見られました!

 

ツバキが足摺岬に色を添えます         スカイライン沿いで見上げるとツバキとサクラが

  

他にもユキモチソウやタンポポ、グミの実などが咲き乱れ、まさに春爛漫の光景です。

足摺岬からスカイラインを上っていくと、途中視界が開けて、

春霞のかかる海岸線がみえます。

白皇山近くの駐車場では、サクラが満開になっていて

ちらちらとサクラが舞い落ちる景色に見とれてしまいました。

次の到着地点は唐人駄馬。

丸みを帯びた巨石が山中に突然現れます。

 

巨石に上ると、水平線と一緒に、足下の桜が楽しめました!

 

しかも、山の中にひときわ目立つ紫が・・なんと、満開のツツジの木が一本!

あちらこちらで花盛り、目移りしてしまいます。

そのまま臼碆(うすばえ)に向かっておりて行くと、途中にあるのが「うすばえさくら公園」です。

 

名前の通り、桜が多く植えられていて、まさに見頃の花吹雪!

 

ここはいろいろな種類の桜が植樹されているので、4月半ばまで楽しめるかもしれません。

ユニークなチェーンソーアートも、ほのぼのさを演出しています。

さて、これまで紹介したコース、地図でご紹介すると↓

【ルート】  足摺岬→(スカイライン)→唐人駄馬→うすばえ桜公園

【アクセス】 ◎自家用車、バイク、サイクルバイク、お遍路 ○バス △徒歩

※足摺岬までのアクセスはこちら(土佐清水市観光協会)をご参照ください。

残念ながら、最後のうすばえさくら公園以外では

桜はほぼ終わってしまっていますが、春は桜だけではありません!

他の植物はもちろん、花の蜜や植物の実を狙ってやってくる、

鳥や昆虫も多く観察できます。

事務所に遊びに来たホオジロ

ぜひ、外でのんびりできる気候のなかで、足摺の自然を満喫してみてくださいね~♪

ページ先頭へ↑

2018年04月03日船上山に春の訪れ

大山隠岐国立公園 小森 夏奈

今年の桜の開花はとても早く、もう散り過ぐ季節となりました。

3月27日、まだ桜がつぼみの頃、鳥取県琴浦町にある船上山(615m)の船上山休憩舎の開所作業を、地元の赤碕山楽会さんのご協力の元行いました。昨年12月に休憩舎の冬季閉鎖をしてから早3ヶ月、初めて山陰で過ごす冬は長いと思っていましたが、過ぎてみると案外短いものですね。

船上山を下から見上げます。草原地帯の上に屏風のような山並みがそびえています。

船上山の向かって左側をみると、船上滝が見えます。右が雌滝、影になっていますが左に雄滝があります。

 

船上山の草原地帯は3年に1度「山焼き」が行われており、黒く染まった船上山を見ることができます。昨年(2017年)に山焼きが行われたため、次回は2020年に予定されています。

いつものように県道沿いの駐車場から30分で休憩舎まで到着しました。

男女別のトイレ完備、2階は寝袋などを持参すれば宿泊することもできます。日当たりもよく快適に過ごせます。

また、休憩舎から20分ほどのところにある船上神社は、来月鳥居の付け替えが行われる予定です。

宮大工さんや専門の方々が多数お越しになります。今ある鳥居が見ることができるのもあと少しです。

日当たりのよい場所ではお花も少しずつ咲き始めました。春のハイキングにぜひ船上山に登られてはいかがでしょうか。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ