ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年12月

10件の記事があります。

2017年12月28日【体験教室】 ミニ門松づくり

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

今年最後の体験教室は、新年を迎えるための必須アイテム・門松づくり。

五色台体験教室では、マンションなどスペースに限りのある場所でも飾れるミニ版を作りました。

お正月飾りといえば、「門松」「しめ飾り」「鏡餅」がありますが、その中でも門松にはとっても大切な役割があるんです。お正月は、その年の家族の健康やお店の商売がうまくいくことを約束してくれる神さま・歳神さまが地上に降りてくる時期。その歳神さまの依り代(神様が宿る物)が門松なのです。

ちょっとした豆知識を入れることで、なぜ門松なのか、日本の伝統行事の由縁を知ってもらえれば。

作業の前に少し難しいノコギリの使い方をデモンストレーション。

ちょっとしたコツで切り口が斜めになることなく、また安全に作業ができる大事なこと。

・ノコギリなど刃物作業時は軍手を着用すること。

・使わない時はケースに仕舞うこと。

・作業している人の周りでは走らない、長い竹があるので周りをよく見て動くこと。

まずは土台になる竹と立てらせる3本竹×2を分かれて作業開始。

手順とおりに測って、印し付けて、みんなで協力してパーツを切り出します。

こちらは土台の竹。直径10㎝ほどあるので、ノコ刃を入れるのも大変(>_<。)

こちらは立てらせる竹の切り出し。

斜めに切るのが難しいですが、斜めに刃が入る治具(じぐ)を使って、しっかり手前に押さえて、ゆっくり刃を動かせば大丈夫。

ある程度竹が切れたら治具から外した方が伐りやすいです。

両方の竹が伐れたら、洗って拭いてきれいにしましょう。

立てる竹は、見えない下の方を輪ゴムで仮留め、真ん中はシュロ縄を使って、とっくり結びでしっかりと結びましょう。

アカマツとクロマツ、ナンテン、紅梅、白梅を使って、いよいよ仕上げの飾りつけ。

土台の竹に結んだ竹を入れて、間に水を吸い込ませるオアシスを詰めます。

飾りは、向かって右がアカマツ、紅梅、左がクロマツと白梅を飾ります。アカマツ&紅梅=女性、クロマツ&白梅で男性という色のイメージとおひな様と同じ向きで、と覚えておくといいですね。

そして、そして・・・。

完成です!みんな見事な門松が仕上がり、これで無事お正月を迎えられそうです。

門松は12月13日~1月7日まで飾るのですが、12月29日と31日に飾り始めるのは避けましょう。

29=「二重苦」、9が末につくので「苦末」=「苦松」となり、また31日だとお正月まであと1日しかなく、「一夜飾り」「一日飾り」と歳神様を迎えるのにバタバタとしてよくないそうです。

昔に比べ、あまり見かけなくなった正月飾りですが、今一度飾る意味を知って、おうちで日本らしいお正月を迎えてみてはいかがでしょうか。

門松づくりの作り方

来年、皆さまにとってステキでいい1年になりますように。

それではよいお年を☆

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2017年12月27日おすすめ国立公園スポット!~元旦編~

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

も~い~くつね~ると~おおがたれん~きゅう~♪土佐清水の谷吉です。

突然ですが、元日と元旦の違い、皆さんはご存じですか?

ヒントは、「日」と「旦」の字。

旦は、水平線から日(太陽)が昇る様子に見えることから、(※諸説あり)

元旦は、1月1日の朝日(初日の出)のことをいい、

元日は、1月1日の丸一日を指すといわれています。

ということで、今回はひと味違う「元旦」を紹介します!

実は、2017年最初の記事に関連あるんですが、みなさん「だるま夕日」をご存じでしょうか。

海面と大気の寒暖差によって見える、一種の蜃気楼です。

秋分から春分にかけての期間内でしか見られず、

地形・気象条件などが揃わないと見られない、レアな現象なんです。

そんなレアなだるまサンですが、実は・・朝日バージョンもあるんです!

し、しかも!足摺半島でも見えるようです!

地図は、だるま夕日がメインですが、足摺半島 東側も朝日が見える場所として追加しました。

あわせて、だるま夕日や周辺の国立公園スポットも楽しんでいただけると幸いです。

ただし!

気象条件・地形という条件に加え、だるま朝日は夕日に比べて遭遇率が低いそうです。

ただでさえ希少な現象なので、初日の出でそれが起こるかどうかは、

まさに 運 次 第 です。

昨年のように、初日の出自体見えない、なんてこともあり得ますので、

あまり期待しすぎず、見えたらラッキー♪という程度に抑えておくのがミソです。

 ※年末年始は、足摺岬から西側で交通規制が行われますので、

  車でお越しの際には、下記参考に、気をつけていらしてください。

**************交通規制*****************

期間:平成29年12月31日(日)~ 平成30年1月3日(水)

時間:12月31日 23:00 ~ 1月1日 17:00

   1月2、3日 8:00 ~ 17:00

区間:足摺岬駐在所前~足摺岬先端駐車場(金剛福寺前)

臨時バス(中学生以上100円、小学生50円)あり

              土佐清水市HPより

**************交通規制*****************

それではみなさま、今年も1年ありがとうございました。

来年も、足摺宇和海国立公園のリアルタイム情報をお届けできるよう、

面白くて為になる内容を目指し邁進していきますので、どうぞよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。

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2017年12月19日✿足摺ヤブツバキ保全シリーズ⑬ キーワードは"TSUBAKI"

足摺宇和海国立公園 土佐清水 谷吉萌

いよいよ冬将軍に攻め入られている土佐清水は、週末、雪が舞う地域もありました。

海側に雲が厚くかかると、なかなか陽がとどかない足摺岬の朝。

さて、そんな寒波に見舞われた12月17日日曜日!

足摺岬に集まったのは、若いママと元気キッズたち。

今回は、足摺ヤブツバキ再生プロジェクトの重要作業の一つ、

プランターで身狭になった苗たちの鉢上げを手伝ってもらい、

その内何本かの木を持ち帰って、ツバキの「里親」になってもらえることになりました。

でも!

そもそも、どういったメンバーなのか、ちょっと不思議ですよね?

じつはみなさん、ママさんバレーチームのメンバーなんです!

チームTシャツに、チーム名が・・・その名も"TSUBAKI"!!

そう、名前がツバキでおそろいだから、ということで

里親に名乗りを上げてくださったんです。

ただ、この日がヤブツバキ再生プロジェクトに関わる初めての日、ということで、

最初に軽くプロジェクトについて説明して行きます。

なぜ足摺にツバキ林ができたのか、それが今どういう状態なのか、

それをどうするために、このプロジェクトが動いているのか。

10分程度ですが、真剣に聞いてくださっている様子は、頼もしいの一言です。

場所を移動して、いよいよ鉢上げ作業。

まずは、デモンストレーションで一連の流れを見てもらいましたが、

そのあと、(特にキッズが)猛烈な勢いで作業に入り、

ほとんど一回ですべての流れを覚えてしまいました。

 

     終始笑顔で、時々真剣              根っこの成長を観察

「ツバキ」という縁で、一緒に何かやれないか!?

というちょっとしたことがきっかけでしたが、いざやり始めると

なかなかどうして、その作業スピードと連携の上手さには目を見張るほど!

 

      「これはいい根!」             次々鉢ができていきます。

なにより、大人も子どもも一緒になって、面白がってやってくれる様子を見ていると、

こちらも、楽しいからどんどんやろう!と、モチベーションが沸いてきます。

最終的に、ツバキ186本、トベラ201本、合計387本の鉢上げができました。

ここから、一家族2~3本ずつで、計24本を持ち帰ってもらい、

また、足摺岬に植え戻すまで、ツバキの「里親」として育ててもらいます。

 

/ツバキで清水を盛り上げるぞ!\/おー!!\   チームTのツバキが、未来を象徴してます

愛情一本の足摺ツバキを、足摺岬に植え戻す日まで、

ぜひとも、日々水やりをしながら、その成長を見守ってもらいたいです。

おまけ

何に見えますか?赤くて割れてて、ちょっと毛が生えてる・・

 

土佐清水キッズの間では通称「おさるのおしり」で、知れ渡っているようです。

植物の実なんですが、庭木にされていたり、以外とポピュラーなのかも?

ただ、だれも本当の名前は知らないようでした。目下検索中です。

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2017年12月18日船上山避難小屋を冬期閉鎖しました

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

ラニーニャの影響で今年の冬は寒いそうです。ラニーニャ...。名前はラテン系で暖かそうな響きですけどね。最近、こちらではずっと小雪が舞っています。

さて今回は、船上山避難小屋の冬期閉鎖を紹介します!

127日に赤崎山楽会、琴浦町と一緒に船上山の避難小屋の冬期閉鎖作業を行いました。

船上山は3年ごとに山焼きが行われており、今年は実施の年だったようです。

そのためでしょうか、オレンジの草の部分が、去年よりも鮮やかに思えました。


山頂には雪がありました。


船上山の避難小屋は、老朽化に伴い平成24年に建て変えられました。1階がトイレ、2階が休憩所となっています。


小屋内にある書き込みノートには、きれいであることが書かれていることが多く、日頃の維持管理の努力もあるのでしょうが、皆さんがマナーを守って使用していただいていることが伺えました。

ありがとうございます。


船上山避難小屋は、例年4月上旬に再び使用できるようになります。

船上山は、後醍醐天皇ゆかりの地なので歴史も楽しめますし、頂上まで登りが1時間かかりません。

登山を始めてみようと思われている方にぴったりの山です。春に船上山に登ってみませんか?

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2017年12月15日【三崎小学校環境学習(特別編)】こどもガイド!準備

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

今年はいつになく冬らしい寒さを感じている土佐清水からこんにちは!

今年で11年目になる三崎小学校の環境学習。

5年生の1年を通して海山川そして里の繋がりを学び、

その学びを、一つの形にする試みとして「こどもガイド」が始まりました。

ガイドをするのは6年生!

三崎小学校の近くのにある観光スポットの海中展望塔・海底館を舞台に

たくさんの人に三崎の自然を知ってもらうためのガイドをします。

今回は、その準備風景をお届けします。

(講師は足摺海底館の文野さん、ジオ専門員の佐藤さんと今井さんです)

最後に【重要告知】があるので、お見逃しなく!

[2017年12月5日]ガイド体験

まずは、ガイドはどんなものか、体験をしてみます。

基本の挨拶から。

普段文野さんが気をつけていることでもある、聞き取りやすい声の大きさ、スピードを教えてもらいます。

 

出発したら、見所ごとに解説があります。

グラスボートや奇岩については、これまでの学習の成果か、テンポ良く答えが返ってきます。

これはかなり頼もしいガイドさんたちになりそう!

海底館までの道のりで見られる、名のある奇岩についても、

自分たちなりにガイドするにはどうしたらいいか考えます。

中には、先輩が名付けた岩も・・これはみんなの関心も引きやすいポイントです!

 

ジオ室の専門家たち、佐藤さんと今井さんも、

5年生の時には習った「生痕化石」のうち、

二枚貝(Lockeia siliquaria)などの正式な名前を教えてくれました。

聞き慣れない言葉ですが、言えると博士みたいでハクがつきそうです。

海底館の中も、みんな興味津々です。

 

何が見えるのか、どれくらいの深さなのか、

どうやっていつ頃建てられたのか、日本で他にこういう施設があるのか、

などなど、自分たちの関心はきっとガイドするときにも役立ちます。

こどもガイドは海底館の中も含めた全行程をご案内しつつ、

環境学習で学んだことについてもお話するので、内容は多岐にわたります。

うまくまとめることができるでしょうか?

すべては次の「原稿作り」と練習にかかっています・・!

[2017年12月8日] 原稿作り

少し日をおいて3日後。

いよいよ自分たちなりのガイドプランを作り上げていきます。

3~4人の3グループに分かれ、全行程を区間分けして担当を振り分けます。

3日前に見たあの岩のことを言いたい!という子や、

環境学習のグラスボートでみたシコロサンゴのことを言おう!という子などさまざま。

小道具の作成や、声出し練習など、まだまだ特訓は続きます・・・。

※本番お楽しみいただくため、詳細はあえてふせておきます※

それぞれの思いを繋げて、一つの子どもガイドに仕上げていく作業。

まじめな子、おとなしい子、自由奔放な子、

粒ぞろいのメンバーで作り上げたガイドプランは、

この6年生にしかできない唯一の子どもガイドになります。

おっ、ちょっと面白そう!と思った方。いつやるの?と思った方。朗報です!

実は日程はもう決まっているんです!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

     日時:2018年2月9日(金)14時~

        予備日13日(火)14時~

     集合場所:レスト竜串

ポイント❶地元ッ子による、三崎ガイドが聞ける年に1度のチャンス!

ポイント❷約60分のツアーで参加料が、な・な・なんと無料!

ポイント❸海底館に無料で入れるのは、子どもガイドだけ!

   ※天候不良などによって延期する場合があります。

    お問い合わせは環境省(0880-82-2350)まで

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

また、近くなったらお知らせしますが、

地元・周辺地域の方々、その時期丁度土佐清水に行くよ!という方、

ぜひぜひ、このチャンスをお見逃し無く!!

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2017年12月13日【お知らせ】外国人の目から見た ~私のすきな大山隠岐国立公園~ の開催について(隠岐会場)

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

雪が降っております。

雪道

南谷林道

隠岐諸島最高峰、大満寺山(608m)の中腹にある乳房杉の雪化粧(薄化粧?)。

乳房杉(冬)

2017.12.12撮影

まだそこまで積もってはいないものの、冬の訪れを一段と感じさせます。

ちなみに夏はこんな感じ。

乳房杉(夏)

2017.7.5撮影

さて、今回は写真展開催のお知らせです。

今年の9月から米子や松江などで展示されてきた写真展、

「外国人の目から見た ~私のすきな大山隠岐国立公園~」が、隠岐会場にやってきました。

写真展ポスター

四季の変化に富んだ豊かな自然景観と歴史文化を有している大山隠岐国立公園の魅力を日本人の視点とはまた違った目線から、再発見してみよう!というものです。

詳しくはこちら

隠岐では、下記の通り開催します。

○島後会場(開催中)

と き 12月9日(土)~1月10日(水)

ところ 隠岐の島町西郷港フェリーターミナル2階待合スペース

展示会場写真

○島前会場(開催予定)

と き 1月17日(水)~2月12日(月)

ところ 西ノ島町別府港フェリーターミナル2階待合スペース

船で移動の際、近くに寄られた際は是非ご覧になってください!

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2017年12月08日【紅葉情報】 屋島

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

暦は大雪を過ぎ、各地の平野部でも最低気温が零下となる所もあり、本格的に冬が到来しました。

温暖と言われる瀬戸内(実際は東日本の方が想像するよりかなり寒いです・・・)でも、早くも山間部に近い所ではみぞれ~初雪があったほど。

そんな冬の到来にもかかわらず、まだ紅葉が見られる瀬戸内の平野部。

今回は屋島の紅葉をご紹介します。

今年の紅葉は全体的にモミジの赤は色移りがあまりキレイにならず、代わりに黄~茶系に移り変わる広葉樹、ハゼの真っ赤な色がとても美しい秋だなぁと感じます。

屋島を散策すると、ウバメガシを中心とした常緑樹が目立ち、「紅葉って少ないんじゃ?」と思われる方のいるかもしれません。

屋島の紅葉を見るには、展望地からが1番オススメ!

その理由が・・・。

<遊鶴亭(ゆうかくてい)からの眺め>

平坦な山頂エリアには多い常緑樹ですが、裾野はハゼやサクラ、コナラなど落葉広葉樹が多く、今、1番の色づきを魅せています。

先日までの強風はどこへやら。この日は風なしで海はベタ凪ぎ、日差しも強く、海の青と斜面の紅黄葉が映える日でした。

<魚見台東壁からの眺め>

屋島の東・源平屋島合戦の古戦場でもある檀ノ浦も紅黄葉がキレイに色づいています。

写真では少し分かりづらいですが、対岸の庵治半島~五剣山エリアの紅葉もここからは見られます。

<北嶺・千間広場>

北嶺・千間広場のモミジもすっかり枯れ落ち、少し寂しい雰囲気になりましたが、もう少しするとツバキの花がお目見えします。

空気はひんやり冷たいですが、ポカポカ陽気でそこまで寒さは気になりません。温かい飲み物と膝掛けなどを持って、ここでまったり本を読んだりするのもいいかも。

北嶺~南嶺を繋ぐ遊歩道の間には、ウバメガシのトンネル。

冬は防風林として、夏は日陰を与えてくれます。

この展望が開ける・閉じるのメリハリがあるからこそ、展望地からの開けた瀬戸内の風景がより映えるのかもしれません。

冬こそ低山・里山歩きがオススメなのは、気温が平野部と大きく変わらないため歩くことを始めたばかりの人でも装備や天気を読みやすい、落葉して光が入りやすくなり林野が明るくなること、それと蚊がいない!

左<仙遊橋東展望地>         右<桃太郎茶屋前展望地>

<展望地・獅子の霊巌からの眺め>

裾野~北嶺斜面には紅葉が眺められ、16:00近くになると少し赤焼けた空色の風景が眺められます。

紅葉はそろそろ終わりを迎えますが、入れ替わりで始まるのがサザンカ。南嶺には遊歩道沿いにサザンカが咲いており、そろそろ見頃ピークになります。薄ピンクや濃いピンク、白など色とりどりに加え八重咲きなどバリエーションも豊か。

冬は寒いですが、夏と違い、乾燥して空気が冴えているので遠くまでしっかりと眺められ、また赤く染まる夕景もオススメです。

今夏から、麓から屋島山上駐車場までの有料道路が廃止され、山上駐車場料金のみと以前よりお安く自家用車で来ることができるようになりましたので、久しぶりに行ってみようかなという地元の方もぜひ足を運んでみては。

■■コースタイム■■

南嶺周遊・・・約1時間(水族館に行くなら+1時間)

時間がある人は北嶺まで足を伸ばして・・・山上駐車場から千間広場まで約1.3㎞(徒歩30分)

                   千間広場から遊鶴亭展望地まで約1.0㎞(徒歩20分)

ガイドマップ「屋島の自然」

屋島ナビ

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2017年12月06日【イベント報告】秋の高田山 国立公園ご案内

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

降雪情報が出始めています。

昨日はうっすら雪が降りました。筋トレ

隠岐もだいぶ冷え込んできましたよ~。

私の借家もだいぶ冷え、家の中では白い息。

隠岐に来て肥えてしまっているので、灯油ではなく脂肪を燃焼させて暖めてております。

杏ちゃん

これもひとつのウォームビズ(お時間ありましたらHPもご覧ください)

さて、

前回に引き続き、島根県隠岐支庁の福利厚生プログラムの一環で、国立公園トレッキングが行われました。今回もガイドさせていただきましたので、少しだけご紹介します。

場所は、隠岐の島町都万地区にある高田山です。(昨年の様子2016/11/2

地図

クリックして拡大

高田山(引き) 入口 

写真右側、山頂付近に岩肌が見えている山です。 神社の横手から進んで行きます。

吾郷さん1 吾郷さん2

今回は少数精鋭、全5人のパーティです。    やや険しい道も乗り越え...

椅子吾郷さん 椅子のぞみーる

天然の休憩所でひと休み。           山ガール×コーヒー

椅子はるかちゃん 椅子吉永さん

いい笑顔です。                内股気味です。

山頂手前集合写真

3、40分ほど登ると、開けた景色が広がります。

集合写真1

やや霞んでいましたが、眺めは抜群です!

引き

もう一度引きから。矢印の先にいます。

集合写真2

やや控えめに...笑

下で集合写真

無事下山。振り返ると高く見えるものです。

前回に続き、リフレッシュををかねて勤務地である隠岐の自然を体感していただきました。

途中険しい道もありますが、上で眺める景色を目の当たりにすれば、その壮観さに心躍ります。

きっかけがないと、なかなか行けないこともあるかと思いますが、誰かに頼りながらでも、新たな景色、楽しみを見つけに行く一歩を踏み出してみましょう!

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2017年12月06日中海の島にどんな動物がいるかな?

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

県外から事務所のある米子市に移り住んで日が浅い方がこう言われました。「こっちの人達は、傘差さないね。」

まさか!と思い、観察してみたのですが、少々の雨なら割りそのままの方が多くて驚きました。我慢強い県民性の現れなのでしょうか。

さて今回は、小雪のちらつく中、野生動物調査に同行した様子を紹介します!

中海は国指定鳥獣保護区に指定されています。

鳥獣保護区内にはいくつか島があるのですが、その中の1つで、どのような野生動物が生息しているか、センサーカメラを設置して調査していました。

今回は、調査目的を達成したので、本格的な雪が降る前に、調査をお願いしている業者さんとセンサーカメラの取り外しに行きました。

慌てふためく野鳥に謝りながら、島へボートで向かいます。


無人島の獣道に取り付けられたセンサーカメラには、タヌキやネズミ、ヌートリアが撮影されたようです。


陸から離れているのに、タヌキがいるとは驚きです!ネズミもどこから来たのでしょう。


これはヌートリアの巣のようです。初めて見ました!いつもは小指くらいの糞が落ちているようですが、今回発見できずに残念でした。


かわりに、何かの卵の抜け殻を見つけました。カワウでしょうか?かなり大きいですね。


私達の知らない所で、動物達のドラマが繰り広げられているのでしょうね。

痕跡を見ながら、妄想が膨らみます。

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2017年12月05日【体験教室】 サザンカの花びら染め

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

すっかり朝晩は冬の寒さになりましたね。

初冬の紅葉が終わる頃に咲き始めるのが、鮮やかなピンクをしたサザンカ。

11月の体験教室は、サザンカの花びらを使った染め物づくり。

今回の講師は、10月の「段ボール製オーブンでピザづくり」に続いて、角田眞理子さん(あそ美工房)。

葉や実を煮出して染液を作る草木染めはほぼ1日作業ですが、花びら染めは材料さえ集めることができれば短時間でできる染め物です。

さて、材料のサザンカによく似た花・ツバキがありますが、皆さん、違いが分かりますか?

クラフトハウス周辺に咲くサザンカを見て、まだ花が付いていませんがツバキと見比べてみましょう。

■ツバキ               ■サザンカ

花が丸ごと落ちる          花びらがバラバラになって落ちる

12月中旬~3月頃に開花        11~12月頃に開花   

<さぁ、どっちか分かるかな?>  →正解は右の写真!

サザンカの実物を見た後は、模様付けのレクチャー。

染める物はガーゼやシルク素材のショールやバンダナ。染液によっては、染まりやすい・染まりにくい素材などあるので、各自のお好みで購入しました。

<みんないろんな素材・ディテールに迷います(^^;; >

<どこにどう模様を付けようかなぁ>

模様付けに使う道具は、ビー玉やビーズ、短くした割り箸、輪ゴム、ヒモなど身近なものばかり。

「模様が付く=色素が入らない」なので、ヒモやゴムを縛る時はギュッとしっかり結ばないと色素が入ってしまい、模様が上手く付きません。

結び目は濡れるとほどきづらいため、結び目に短くした割り箸を入れてまたギュッと縛るとほどきやすくなりますよ。

たくさん模様を付けても楽しいし、シンプルに1色、絞り染めのようにギュッと1本縛っただけなどさまざま。

模様付けができたら、染液がよーく染み込むようにショールを揉む込みながら水に浸します。

そして、染液づくりにチャレンジ!

サザンカの花びらは当日採取しただけでは到底足りないので、予めスタッフが前年に採取して冷凍保存しておいたものを使います。

冷凍保存する時は、メシベやオシベ、ガクは取り除いた花びらだけにして密閉できるビニール袋などに入れるだけ。多少ギュッと押さえてもOKだそうです。

目の細かいネットに入れた花びらをボウルに入れ、そこに40℃くらいのぬるま湯と酢を1:1の割合でヒタヒタになる程度に入れて、花びらを揉み込みます。

右写真はオプションのフリージア&マリーゴールドで作る黄色の染液。

ぬるま湯と酢の割合は同じです。

どんどん揉み込んでいくと・・・

<こんなにふわっふわの泡に!>

サザンカの染液はこの泡が大事!フリージア&マリーゴールドは泡がほとんど出ません。不思議・・・。

理由はよく分からないそうなのですが、サザンカはこの泡が出れば出るほど染まる力が強いのだとか。

染液の染まる力が均等になるように、それぞれで作った染液を花びらをこしながらミックスします。

いよいよ染める時!

まずはシルクを一斉に入れてから、3秒後にガーゼ素材を投入。

これはガーゼの方が水を吸い込む力が強く、シルク素材と一緒に入れてしまうと、ガーゼに色を取られてしまうから。また同じ素材でも先に染液に浸けたものと後に浸けたものとでは先に浸けたものが色を吸い込んでしまい、後から浸けたものに色素が残らないため色ムラができてしまうからです。

ゆっくり箸を回しながら待つこと約10分。

皆さん、きれいに染め上がっていました!

染液から取り出したら、ビー玉などを外して水洗いの後、干します。

<このできあがり!いい感じ!>

サザンカのピンクはシルク素材の方がキレイに染まるのでオススメしていたのですが、中には「ガーゼ素材でやってみたい」とチャレンジされた参加者も。右写真の真ん中にあるピンクブラウンがガーゼ素材で染めたサザンカですが、なんとも渋みのあるステキな色合いになりました!

これを見た参加者は、「これ、いい色ねぇ」と絶賛。

最後は振り返りと高松自然保護官から国立公園や五色台の植物についてお話。

染料の植物を採取する時は、土地の持ち主におことわりをしてから採取しましょう。土地所有者が何かに使おうと思っているかもしれませんよ。

草木・花びら染めは、その時の植物のコンディション、水の成分、素材などいろんな条件で染まり具合が変わるので、同じ植物を使っても毎回色合いが違います。自然素材の色合いは化学染料と違って紫外線に弱く、色落ちもしやすいのですが、何度も染め直しができるのが魅力的。

身近にある植物、使う道具や材料も手に入りやすいものばかりの花びら染め。

「この植物は染まるかなぁ」いろいろと気になった植物を試してみてくださいね。

※角田さん曰く、安全を考慮して部分的でも有毒性のあるヒガンバナなどは使わないそうです。

■ツバキも同じように赤~ピンクだけど、染まる?

 ツバキはあまり染まらないよう。

 サザンカの花びら採取は、花が終わりを迎える時、落ちた花びらでも状態がキレイであれば大丈夫です。

■模様付けの注意点

 染液はタンパク質が多く不着している所ほど染液が定着しやすいそう。

 なので、模様付けなど染める前は手を洗い、きれいな状態にしておきましょう。

 また、「今着ている衣類を染めたい!」という方も多いはず。

 洗濯しても汗や皮脂は繊維に定着しているので、その部分だけ強く染まってしまい、あまり格好よくないかも。

過去AR日記もご参考に☆

2016年11月体験教室「サザンカの花びら染め」

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