ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年11月

16件の記事があります。

2017年11月22日【職場体験③】 最終日です!

大山隠岐国立公園 隠岐 柳川 にいな

タイトルの通り、職場体験もあっという間に最終日を迎えてしまいました。

この3日間、佐藤君には様々なところに巡視に行ってもらい、国立公園の利用、貴重な動植物の保全など

日頃から私達が頭を悩ませている問題について一緒に考えてもらいました。

そして迎えた最終日、今日までの職場体験のまとめとして、

「国立公園の利用推進」という、ちょっとお堅いテーマでアイデアの発表をして貰いました。

これまでの体験で学んだことや感じたこと、どのように国立公園を利用して欲しいか・・・

色々考えながらイベントを計画します。

30分間の発表を、地図や資料を使って詳しく説明。

国立公園を利用した自然観察会と地域の文化や身近な植物観察会を組み合わせた、楽しいイベントを提案してくれました。

自然や国立公園にあまり関心が無いという人にもイベントに来て欲しい、という佐藤君の願いに、具体的にどういう告知をしていけば良いか、どうやったら関心を持ってもらえるか、など職員がアドバイスを加えながら発表を終えた後、職場体験の最後にこれまでの感想を書いてもらいました。

それでは、3日間という短い期間でしたが、隠岐管理官事務所でレンジャーとして立派に働いてくれた佐藤君に、職場体験を終えた感想を報告してもらいましょう!

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~三日間を終えて感想~

今回この環境省大山隠岐国立公園隠岐管理官事務所へ職場体験に来て僕はまずとても良かったと心から思いました。今回僕は、この三日間を通してたくさんの事を学んだと思います。これは僕が生きていく中で必ず役立ってくれるし、これからのあらゆる助けになると思います。

僕がこの体験で一番心に残ったのは二日目の島前での摩天崖です。ここで僕はとてもたくさんの自然と出会うというとても貴重な体験をしたとおもいます。でも僕はこんな貴重で素晴らしい体験ができたのは、たくさんの人の助けや協力があったからだと思います。

この体験を計画してくださった先生方やこの三日間朝早くから送迎してくださったお母さん、そしてこの三日間近くで見守っていて下さった三人のレンジャーのみなさん、みんなの協力があってこその素晴らしい体験だったと思います。そして三人のレンジャーのみなさんがいつもしている仕事はとても凄いことだとこの体験を通してとてもおもいました。

僕はこの三日間で学んだことをこれからにいかしていきたいです。そして今回で学んだ事を僕が家族や友達に伝えていけたらいいなあとおもいます。この三日間、僕はとても楽しかったしたくさんのことを学ぶことができて僕はとても幸せなんだなと心から思いました。

佐藤晴千代

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レンジャーの仕事は、普段あまり目にすることは無いと思います。

それでもこうやって興味を持って職場体験に来てくれたこと、

色々なことに関心を持って仕事に真剣に向き合ってくれたこと、とても嬉しく思います!

自然や動物に関わるお仕事は、他にもたくさんあります。

今回体験したことを忘れずに好奇心を持って、様々なことにチャレンジしていって欲しいですね。

佐藤君、お疲れ様でした!

~職場体験を終えて~

記念撮影

ーーーーーーーーーーーーーおまけーーーーーーーーーーーーーーーー

撮影途中の良い笑顔です。これからも笑顔を忘れないように!

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2017年11月22日【イベント報告】名人直伝!メダケで一本釣り!

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

冷え性にはつらい季節になりました。土佐清水の谷吉です。

昨年もこの時期に開催したメダケで一本釣りのイベント。

今年は2度の延期に見舞われつつも、11/19に無事開催できました。

大寒波で冷え込むことが予想されていた当日朝8:30。

寒さに負けず、清水の熱き釣り人たち17名が大集結しました。

意気込み十分で市役所を出発します!

移動中には土佐清水や足摺岬ヤブツバキに関するクイズを3問出題。

メダケ竿で一本釣りにチャレンジするだけじゃないの!?

いえいえ、クイズだけではないんです。釣りだけでもないんです。

 

その二つを、さらにビンゴにしてしまったのがこのイベント!

かなりギャンブル色が強いですが、豪華景品アリの一言で場は盛り上がります。

バスでのクイズ結果に一喜一憂の声を上げている内に足摺岬に到着です。

まずはツバキとメダケがせめぎ合う林を見てもらって、

すこしだけツバキ再生プロジェクトの活動をアピールをします。

そして、昨年同様、釣り竿作り名人の谷岡さんが登場。

 

筋の良い竹竿の見分け方を教えてもらって、マイ竿をゲット!

竿を持って移動する姿は、さながら狩人・・・。

眠っていた狩猟本能が呼び覚まされていきます!谷岡名人危ない!

いよいよ今日の釣り場・窪津漁港へ!

この時点でビンゴゲームの方は、リーチの人もちらほら。

できるだけ早く、いろいろな魚を釣ることがビンゴへの道です。

今回は、土佐清水の釣り名人たちを招集しました。

それぞれチームに分かれて、エサの付け方や釣り場の見つけ方を名人に教えてもらいます。

開始後しばらくして、場所を移動したチームが・・

いきなり3人同時にヒット!

どうやら良いポイントを見つけたようで、そこからは入れ食い状態です!

次々にゲンナイ(クロホシイシモチ)やベラを釣り上げていきます。

それを聞きつけた他チームも移動して、みんなで竹竿を垂らします。

 

      竹竿のならぶ漁港         竿を構える姿も様になってきました

  

      フグ             アイゴ          ゲンナイ(イシモチ)

良く釣れる魚に加えて、今回はフグやアイゴも釣れました!

(※アイゴはヒレに毒棘があるので、釣り上げた際には気をつけてください)

最終的に、今回の覇者は3名!文句なしのトップスリーです。

圧倒的にゲンナイやベラが多かった中、

それ以外の魚を運良く釣り上げていたことが勝因でした!

今年は豊漁で沸いたメダケで一本釣り。

最後には、漁港でわいわいやっていたのが目についたのか、

窪津漁協さんからシイラのお土産までいただきました!

協力者が増え、軌道に乗ってきたヤブツバキ再生プロジェクト。

今回のイベントは、メダケを使ってもらうことが狙いなのですが、

厄介者扱いされているメダケも、今年はお寿司になったり煮物になったり、

はたまた釣り竿になったりと、なかなかに侮れない活躍ぶりです!

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2017年11月22日【職場体験②】島前巡視

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

さて、昨日に引き続き佐藤君の職場体験シリーズです。

今回は、普段生活している島後(隠岐の島町)から西に約20km、お隣島前は西ノ島へ向かいました。

行き先は4箇所。

①焼火山                    ②赤尾

焼火神社  赤尾展望所からの眺め

焼火神社                    赤尾展望所からの眺め

③鬼舞                     ④国賀海岸

鬼舞  天上界

鬼舞より知夫里島を望む             国賀海岸、天上界

どこも観光スポットとして有名どころですが、それぞれの魅力を一訪問客として感じつつ、

巡視中に注目するポイントやカメラ類の基本操作を意識して臨んでもらいました。

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①焼火山

撮影、佐藤君 ・始めにカメラの使い方を詳しく教えてもらいました。

 ・次にいざ焼火神社へ向け登山!!

 ・焼火神社に無事到着!!

 ・焼火神社では、大きくて太いスギの木やハゼと言う木や  

  クルミの木を発見!! そして下山。

 ・下山後、少しだけバードウォッチング。双眼鏡の使い方

  やバードウォッチングのコツを教わりました!!

焼火神社

昔から自然に興味があったらしく、その好奇心は十分伝わりました。

焼火、紅葉

紅葉、焼火神社境内にて(佐藤君撮影)

②赤尾

赤尾から国賀海岸・赤尾では周りの景色を観察!!

・たくさんのトビや牛や綺麗な海が見えました。

引きで見る国賀海岸

③鬼舞

鬼舞撮影・ここでは双眼鏡を使い、知夫や鳥類の観察しました!!

・更に、展望台からの景色やベンチなどの確認をしました。

高崎山方面、島前の内湾

④国賀海岸

通天橋・ここではまず工事の進み具合をチェック。

・次に、ついに初の通天橋とご対面!!

・ここは絶対家族を連れてきたいと思いました。

はじめまして通天橋

馬・通天橋から続く坂を行く。

・途中お馬さんに出会いました。

・更に上に行くとだんだん綺麗な景色が見えてきました!!

摩天崖への途中で

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国賀海岸でのできごとを少し。

連日悪天候が続きましたが、この日は久しぶりの好天。

kuniga

国賀海岸海岸(佐藤君撮影)

晴千代くん(佐藤君の下の名前)て名前だけありますね。持ってるわ(笑)

せっかくの職場体験なので、いろいろと学んでもらいたいこともありますが、

まずは、国立公園という環境を意識して、感じて、何を思うかを大事にしてもらえたら嬉しいな、なんて思っていると、

そんな絶景を見ながら

「子孫までずーっと見せてやりたいです、この景色。」

佐藤君写真

か、感動...(震)。

もちろん、自然の状態を保っていても、少しずつ姿形は変化していくのは必然ですが、

そういう気持ちを感じていることに、私湯澤、心の中で号泣。

そしてこの日の感想では、

今回職場体験と言う形でこの西ノ島に来て、綺麗な景色が沢山見ることができてとても感動したし、たくさんの事を勉強できてとても良かったと思います。

今度はぼくが今回学んだ事を家族や友達に広めることができたらいいなと思います。

普段なかなか目にできない景色や体験をして、

佐藤君の世界がすこーし広がったのかな、と。

とは言ってもまだ中学生!これからどんどん経験を積んで、多くのものを見て、触れ、体験して、

素敵な大人になってもらいたいな。そう思った職場体験2日目でした。

3日目へ続く。

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2017年11月21日11/18(土)出雲・日御碕満喫ツアー開催!

大山隠岐国立公園 大山淳子

こんにちは。

みなさまいかがお過ごしですか?

寒い日が続くようになってきました。

特に朝晩は冷え込みますので、暖かくしてお出かけ下さい。

さて、先週末11/18(土)に、

中国、ネパール、インドネシア、エチオピア出身の方々を招きまして、

当事務所主催「大山隠岐国立公園 出雲・日御碕満喫ツアー」を開催いたしました!

出雲大社、日御碕神社を参拝し、日御碕灯台の近くで、日本遺産である日御碕の夕日を鑑賞するといった内容です。

インバウンド推進を目的として今年度から大山隠岐国立公園で本格的に取組が始まっている国立公園満喫プロジェクトに関連して、

外国人の方に大山隠岐国立公園のことを知ってもらい、実際訪れてもらって、魅力を感じてもらいたいといった願いをこめて企画しました。

そのツアーの内容と、参加者の意見を主に紹介したいと思います。

初めに、旧大社駅で大山隠岐国立公園の紹介と、今回散策する国立公園内である島根半島西部の出雲・日御碕エリアの紹介を行い、

事務所スタッフによる「出雲風土記に係る神事」の笛の演奏を行いました。

その後、

あまり知られていませんが、実は大山隠岐国立公園内である"出雲大社"へ移動し、

鳥居のくぐり方や手水舎での身の清め方など参拝の作法を紹介しながら、お参りしました。

出雲大社の壮大さに驚く方や、

日本人には当たり前の、おみくじをひいたあとに木にくくりつける風習に対して、いままであの紙はなんだろうと思っていたが、わかってすっきりしたという方もいました。


次に、

日本遺産認定を機に今年の7月から11月の主に週末に特別運行されている「出雲日御碕夕日鑑賞バス」に乗車し、日御碕へ向かいました。

まず、日御碕神社へ向かい、出雲大社かたりべガイドの会の方による説明を受けました。

鮮やかな朱色の神社が印象的だという方や、すべてデザインの違うたくさんの装飾に興味をもつ方がいました。

日御碕神社をあとにし、国の天然記念物である経島にさしかかったところ、

その日は雨が降ったり止んだり機嫌のよくなかった天気でしたが、

雲間から夕日が差し込み、なんとも幻想的な雰囲気の夕日を拝むことができました。

その後、大雨に見舞われたため灯台の近くまで行くのは中止してツアーは終了となりましたが、

またこういったツアーがあれば参加したいという嬉しい声をいただきました。

参加者の中には、今まで出雲大社を訪れたことのある方もいましたが、

自分たちで行ったときは、ただ訪れるだけだったので、

今回詳しいことを知れて良かった、もっと知りたいと言ってくださりました。

また、大山隠岐国立公園管理事務所では、

国際パークサポーターズという、大山隠岐国立公園のことをSNSなどで海外へ発信してくれるかたを今年9月~募集中なのですが、

今回の参加者の中には、みんなに教えてあげたいと、一員になってくれる方もいらっしゃりました。

大山隠岐国立公園の魅力を感じてもらえたからそういった気持ちをもってくれたと思うので、今回のツアーの目的は達成できたのではないかと思います。

今後も、みなさんに大山隠岐国立公園を訪れるきっかけになるようなイベントを、企画していきたいと思います。

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2017年11月20日【職場体験①】隠岐管理官事務所へようこそ!

柳川 にいな

早いもので11月も半ばまで来てしまいました・・・。

12月は走り抜けるかのごとく過ぎてしまうと言いますし、年が明けるのもすぐかもしれません。

みなさんは、今年中にやっておくことなど済みましたでしょうか?

さて、年末に近づき少しブルーな雰囲気が漂う当事務所ですが、今年もさわやかな風が舞い込んできました。

なんと本日(11/20)より3日間、地元の中学校に通う、中学2年生の男の子が職場体験に来ることになりました!

今回職場体験に来てくれた佐藤君は動物や自然に興味があって、自ら隠岐事務所を指名してくれました。

職場説明会や学校の授業でも一緒になることがあり、今回の職場体験では環境省の仕事の奥の奥まで知ってもらおうと思います!

前年度同様、(前年度の様子→http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2016/11/post-153.html

国立公園の様々な場所を巡って、保全や利用など様々な

目線で考えてみて欲しいなと思っています。

ということで早速、今日の体験で特に印象に残った事を紹介して貰いましょう。

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【一日目】 ~巡視 都万園地~

1、遊歩道を歩き展望台まで行きました。

(←遊歩道入口)

                

・歩いている時見たことの無いきのこを沢山見つけました。

・都万の綺麗な景色や紅葉も見ることができ、たどり着いた展望台から見た景色はとても綺麗でした!!

~感想~

・僕の住んでいる近くにこんな景色の綺麗な場所があったなんて知らなかったのでビックリしました!!

2、奥津戸の沿岸のパトロールをしました。           

・歩いていると綺麗な花を発見!!

・カモやウミウなど多くの鳥が飛んでいました。

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(補足)今回は文章が間に合いませんでしたが浄土ヶ浦園地にも行ってきました。

風も波も強く、冬の寒さを思い知りましたが、やはり見下ろす景色は絶景でした!

初めて来たと言う佐藤君も、記念に一枚パシャリ。

今回の巡視では身近な国立公園と、普段なかなか行けない国立公園の両方を巡ってみました。

どちらもとても新鮮だったようで、興味深げに質問したり、写真を撮ってみたり・・・

ここにはこれがあったら良いんじゃないかとアイデアを出してみたり、常に積極的に動いてくれました。

この調子でどんどん隠岐の秘密を探ってみましょう!

明日は地元の隠岐の島町を離れて、フェリーで西ノ島町へ・・・

湯澤アクティブレンジャーと巡視に行ってきます!

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2017年11月20日瀬戸内海国立公園の自然9「元宇品」

瀬戸内海国立公園 川原康寛

山の色がすっかり変わって、秋の景色を楽しめるようになってきました。

さて、今回ご紹介する瀬戸内海国立公園の自然は「元宇品」の景色です。

↓地図(GoogleMap

https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92734-0012+%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E5%8D%97%E5%8C%BA%E5%85%83%E5%AE%87%E5%93%81%E7%94%BA/@34.3426123,132.4020355,12z/data=!4m5!3m4!1s0x355aa3c2df61421f:0x68a94c30c895690d!8m2!3d34.3476794!4d132.4617066

元宇品は広島湾にある瀬戸内海国立公園で、かつて瀬戸内海に浮かぶ離れ小島のひとつでしたが、1889年に干拓により陸繋島になりました。そんな元宇品は古くから森が神域としてみられていたことなどから開拓が及ばず、都心近くにもかかわらず豊かな自然が残されています。

元宇品南端付近には駐車場があり、その先には樹齢数百年のクスノキの大樹が植わっています。そしてその隣では、宇品灯台が広島湾を往来する船の安全を守っています。

 

駐車場からは林内遊歩道が延びており、そこではクロキ、モチノキ、ビナンカズラなど季節によって様々な植物たちが美しく色づいています。

もちろん元宇品の自然の魅力は原生林だけでなく、海沿いにも随所に見られます。

元宇品小学校と広島工業高校の生徒達が、かわいい標識を作ってくれています。

海辺に出てみると広く瀬戸内海を望むことができ、都心から近いためか、休日には多くの観光客や釣り人で賑わっています。

また、海岸沿いを歩いていると不思議な地形を見ることができます。

 

節理という溶岩が冷やされる間に規則的な割れ目が生じた岩石や、海水の波によって浸食された海食崖、他にも岩脈や断層も観察することができます。

現在、元宇品は広島本土と陸繋ぎになっていますが、その植生や地形は独特な自然を保っており、いわば都心に浮かぶ陸の孤島とも言えるのではないでしょうか。

気軽にアクセスできる場所ですので、天気の良い日にはちょっとしたお散歩やハイキングに出かけてみてはいかがでしょう。

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2017年11月20日【三崎小環境学習⑤】グラスボート&ジオ学習!

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

木枯らしや北風を感じる季節になりましたね。

今月は、まだまだ連続投稿が予想される土佐清水の谷吉です。

今回は、久々の三崎小環境学習が行われたので、お知らせします!

(今年は、お隣の下川口小合同で、両校5・6年生対象の授業でした)

三崎小23名、下川口小11名の総勢34名で、いつもよりずいぶん賑やかな授業。

集合したら、それぞれの自己紹介から始まりです。

お互いをよく知るために、各校入り交じりで出発します。

グラスボートに乗ったら、みんな視線は海に釘付け。

グラスボートで海中遊覧を案内してくださるのは、竜串観光汽船の竹葉さんです。

外の気温(この日は10度)に比べて、海の水温はどうだと思う?と聞くと

「5度!」「もっと寒い!」という声が。

正解は「21度くらい」。海の方が暖かいんです。

なぜかな・・と考えてみると、すぐに「黒潮があるから!」という答えが。

よ~く考えれば、南から暖かい海水を運ぶ海流に思い当たります。

グラスボートを下りたら、弘法大師が見残したという言い伝えもある見残し海岸。

ここからは、市のジオパーク推進室、佐藤さんが案内してくださいました。

岩や地層を観察して、何千万年も昔の時の流れを感じるジオツアーの始まりです。

斜めに突き刺さったようにそびえる岩。

これは実は、昔水平に溜まった砂や泥が、大きな地球の動き(地殻変動)で

こうして起き上がった物なんだよ!というと「へぇえ~」という声が。

 

そこら中にある穴ぼこがどうやってできたのか、

そこにぽつぽつ見られる茶色い塊が何か、

など次から次へと飛び出す質問に答えてもらいました。

見残し海岸を堪能したら、お昼ご飯。

せっかくなので、他校の子たちと一緒に食べます。

 

ご飯を食べたら、お待ちかねの自由時間。

歩き疲れた~なんて言っていた子も、ここぞとばかりにはしゃぎ回ります。

潮だまり観察に勤しむ子や、カメノテさがしに熱中する子、

奇岩をアスレチック場にして駆け回る子など、過ごし方は様々でした。

そして帰りのグラスボートの中。

今10~12歳のみんなが生まれる少し前、

2001年の西南豪雨で、サンゴが壊滅的な被害を受けたお話がありました。

目の前で見たサンゴが、一度泥に埋まって無くなってしまったこと、

その後いろんな人が関わって、サンゴが復活できたこと、を知りました。

最近、集中豪雨が多く、いろいろな地域で土砂災害が起きています。

また、竜串で同じことが起きないようにするためにはどうしたら良いのか。

次回の授業では、それを考えるために「山」に向かいます!

【おまけ】

本日一番人気だった生きものは「ウツボ」。

日本最大級のシコロサンゴに感動しつつも、目はウツボ探しに忙しく・・

(どれがウツボかわかりますか?)

「ウツボおいしいと思う人~」という質問には、

ほとんど全員が「はーーーい!!」と元気に答えていました。

さすが高知の子です。

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2017年11月17日湿原保全作業を行いました!(鏡ヶ成)

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

いつもより早い紅葉、いつもより早い鳥インフルエンザの発生報告...。季節の移り変わりについて行けていません...。今年の自然界は、何でも少し早めのようです。初雪も早いかも!?

さて、今回は湿原保全作業の様子を紹介します!

1116日に鏡ヶ成(鳥取県日野郡江府町)の湿原を保護するため、刈り取った草木を搬出する作業を行いました。


鳥取県西部総合事務所日野振興センター、江府町、休暇村奥大山、鳥取大学、一般ボランティア、鳥取県自然保護ボランティア、自然公園財団、サントリーの合計34名が参加いただきました。


ここは戦前に草原化する計画があり、人為的に水はけをよくするため手を加えられています。湿原の草原化が進んでしまった今、再び湿原を取り戻そうと、鳥取大学の協力を得ながら調査研究を行い、保全活動を進めています。


湿原部に生えているササやツゲなどの草木は、乾燥化を進めてしまう原因の一つなので、刈り取りを行います。そして、湿原の植物は富栄養化を嫌うため、刈り取ったものは湿原外に持ち出します。


小雪がちらつく中、刈り取った草木を運ぶ作業は大変だったと思います。皆さん、お疲れさまでした。

午後からは、湿原部を覆っていた草木を取り除いたことによる日照変化を鳥取大学の山田さんに報告していただきました。


どんどん良くなっている鏡ヶ成湿原の次の保全作業は、来年の春を予定しています。

ボランティアを募集しておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

大山隠岐国立公園管理事務所 電話:0859-34-9331

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2017年11月16日✿足摺ヤブツバキ保全シリーズ⑫ 挑戦に次ぐ挑戦!

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

日が短くなって、就寝時間が1時間くらい早くなった土佐清水の谷吉です。こんにちは。

毎度おなじみのヤブツバキ再生プロジェクト!

今回は「初めての鉢上げ!汗と涙の共同作業」と

「中浜小12名、種まきに挑戦!」の2本でお送りします。

【11/1鉢上げ】

1年前に蒔いた種は、立派な苗に生長しました!

2016年度の種はツバキ以外の植物も併せて、全部で約5000。苗にして約3500本。

これをすべてポットに移し替えていきます。

第1回目となる今回は、牧野植物園のアドバイザーの方に来ていただき、

正しい鉢上げの仕方を教えていただきました。

私は初めての作業ばかりでしたが、参加された皆さんにとって、こういう作業はお手の物!

うんうん頷きながら聞いてらっしゃいました。

  

  ポットに基本パーツを入れる   用土を混ぜる      苗を移植する

工場のラインのように、分担作業でパーツが組み合わさり、

ものすごい速さで仕上がっていくポット苗。

13時から始め、ノリにのって(引くに引けなくて?)16時まで頑張った結果、

3時間この人数でやり続けて約1450鉢・・・のこり約2000鉢分・・。

この作業が今までで一番時間も労力もかかっている気がします。

そして、思い出してほしいのが、前回のツバキ記事。

そう!

2017年はツバキだけで、すでに13000粒以上を蒔いているのです!

来年の作業量を考えると、ちょっとゾッとしますね。

【11/6中浜小種まきデビュー!】

お次は、小学生の挑戦!

前回記事で足摺小学校も行った種取り&種まきを、

4月から一緒に活動してくれている中浜小学校と行いました。

(シャリンバイの種)

時期が遅く、残念ながらツバキの実は採れませんでしたが、

今年分で不足中のシャリンバイを探してもらいました。

最初はシャリンバイなんて知らなかった子たちも、

一度見たら、すぐに他の樹と見分けられるようになりました。

 

秋晴れで、絶好の収穫日和!仲良く種を採っていきます。

例に漏れず種取りは白熱し、12人で718粒のシャリンバイをゲットしました!

取り終わったら皮をみんなで剥いて、クリーニング。

この作業がなかなか大変!

  

種を蒔き終えたら記念撮影です。

さぁ、しっかり世話をして、冬を無事に越せるかな?

さらなる挑戦の道が見えてきたヤブツバキ再生プロジェクト。

さて、残りの鉢上げ、がんばりますよぉ~!!

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2017年11月15日【イベント報告】秋の大満寺山系 国立公園ご案内

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

立冬を迎えましたが、まだまだ秋の様相。紅葉はいい感じですね~。

紅葉

ミズナラの紅葉

隠岐に来てから釣りを嗜むようになりましたが、秋のアオリイカが釣れづらくなり、そろそろメバル、グレか...と、今までにない季節の感じ方をおぼえました。

アオリイカ

アオリイカ

さて、今回は、島根県隠岐支庁の福利厚生プログラムの一環で国立公園トレッキングが行われ、ガイドさせていただいたものをご紹介します。

場所はきのこイベントでも利用した自然回帰の森周辺のコースです。

集合写真

記念撮影をして、いざ出発。

今回の目的地は2箇所

①奇岩!?トカゲ岩

普段は展望所から遠目で見るか、写真で見ることしかない場所ですが、今回はトカゲの近くまでチャレンジです。

標識  

どっちから攻めるか迷います...。

注意看板

※トカゲ岩アタックは、簡単に行ける観光ルートではなく、軽登山ルートとなりますので、

十分注意を払い、トカゲの頂へと臨んでください!

スリリングな頂上からは、脈々と広がる山並み、そこに色づく紅葉、陽に照らされる外洋を視界にとらえられ、「これはすごい!」と思わずこぼれる景色が見渡せました。

紅葉も映えて。

山並みが続きます。

ややスリリングが勝った方もいるようです。

これらの写真はどのへんかというと、

トカゲ遠目

このあたりになります。

そして次はトカゲの横っ腹へ。

トカゲ横腹  トカゲ集合

近くで見るとど迫力...!

壮観な景色が拝めながらも、やや緊張が続いたビュースポットから、移動のため再び林内へ。

笑いと安堵の声が混じりながら昼食予定地である神原高原に向かいます。

 

11月初旬、この日の日中の気温は14℃。今回の山の上は標高500m前後ですので、およそ11℃くらいといったところでしょうか。座っていると寒さを早く感じます。

  

それでも日差しが入ると温かく、木漏れ日を感じながらご飯が食べられました。

午後の部、第2の目的地へ

②鷲ヶ峰、屏風岩へ挑む

屏風岩

こちらも紅葉が混ざるナイスビュー!

水谷さん  高取さん

みなさん頑張りました!             

国立公園は、日本を代表する自然の風景地であり、美しい景観や生物多様性の保全を進める反面、国民の心身の休養や学習のための利用も目的にしています。普段なかなか行けないところを歩き、見て感じ、ハラハラドキドキし、筋肉痛になり(!?)、リフレッシュにつながったようで、なによりでした。

集合

今月末にも、別の場所で第2陣が挑戦する予定ですので、

その時はまたたっぷり国立公園の自然を楽しみましょう!

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