ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2017年9月29日

2件の記事があります。

2017年09月29日外来植物除去のための勉強会が行われました!

大山隠岐国立公園 米子 番原 昌子

秋の気配を感じるようになりましたね。店頭にも新米などの秋の味覚が並ぶようになりました。

鳥取県は美味しい食べ物が沢山あるので、食べ過ぎ注意です。

さて今回は、外来植物除去のための勉強会の様子を紹介します!

紅葉シーズンを前にきれいな大山に来ていただこうと、1015日に大山秋の一斉清掃が開催されます。

毎年沢山の人が参加し、ゴミ拾いを行っているのですが、秋の一斉清掃では美しい景観や元々生息している植物を保全する目的で外来植物の除去も行っています。

926日桝水高原(伯耆町)にて、一人でも多くの方に外来植物の除去方法を知ってもらおうと、勉強会と実習が行われました。(主催:大山の美化を推進する会)

参加人数は20名。講師の話を真剣に聞く皆さんの姿が印象的でした。

外来植物の一つであるセイタカアワダチソウは、「ロット」と呼ばれる地中に伸びる根で数を増やしていきます。なるべく根を掘り起こして抜くよう指導がありました。

実習は短い時間でしたが、沢山の外来植物(ほぼセイタカアワダチソウ)を除去することができました。

 

1015日の大山秋の一斉清掃は、一般参加できます。大山博労座(大山町)、桝水高原(伯耆町)、鏡ヶ成(江府町)の会場で行われます。

一緒に秋の大山で、自然環境を守る活動に参加しませんか?

興味のある方はぜひ、以下にお問い合わせください。大山の自然環境を守る活動に参加していただける登録ボランティアも随時募集しています!

■大山の美化を推進する会 事務局(大山町観光商工課)

 0859-53-3110

ページ先頭へ↑

2017年09月29日✿足摺ヤブツバキ保全シリーズ⑪ ツバキ収穫大作戦!

足摺宇和海国立公園 土佐清水 谷吉萌

秋雨の季節はカビとの戦いな土佐清水からこんにちは!

いよいよ昨年の育苗開始から一年が経とうとしているヤブツバキシリーズ。

試験的な育苗を経て、今年度からは年に1万本の育苗を目標に、

4年内に4万本の苗を揃えよう、という大きな道筋が定まりました。

ということで、1万という途方もないような数字に立ち向かうべく、

またしても種子集めの季節がやってきました!

学校との連携や、他活動・新聞でのアピールもあり、

なにより地元の盛り上がりが後押しとなって、

9月21日の種子採取には22人もの方が集まり、約5400粒もの種が集まりました。

 

滑り出しは好調です!

また、シリーズ前回の投稿でお知らせした清水中2年生は、

9月26日に足摺岬での実習を行いました。

 

最初に前回授業の復習として、足摺岬ヤブツバキを取り巻く環境を歩いて見て回ります。

実際にびっしりメダケが生えている場所を見て「やば!」の声も。

その後は、足摺岬の園地内を歩き回り、自分たちの手で実を取り、種を取り出す作業です。

 

集めたら、しいなや虫食いのある種を取り除いて、プランターに蒔いていきます。

総勢80名以上の手で、約6900粒という大きな数字が達成され、

この数には、生徒さんからも満足げな笑みが浮かびました。

9月28日には、今年度はじめからツバキについて学び始めている

足摺岬小学校のみなさんも、種取りと育苗を開始しました。

 

足摺岬に立地している、という地の利を活かして、

学校の近くでツバキの実を集め、20人で501粒集めました。

しっかり水やりをして、立派な苗に育ててくれるでしょうか?

(同じく春から活動を始めた中浜小は11月に行う予定です)

種は植えたものすべてが芽生えるわけではなく、

ツバキに関しては約7割程度の発芽率というデータがこの1年で出ました。

つまり、目標の10000本の苗のためには14000粒以上の種まきをしなければならず、

あと1500粒はとる必要がありますが、このペースで行けばすぐに完了しそうです!

たった3回の活動で早くも約13000粒の種が収穫できてしまいましたが、

そこに携わった120人以上の人手を考えると「ひと」の大切さをひしひしと感じます。

 

  足摺岬小学校のみなさん     中浜小学校のみなさん

 

   地元のみなさん      清水中学校2年生のみなさん

1年を経て大きく広がった足摺岬ヤブツバキ再生プロジェクトの輪。

これまででできあがった繋がりを確かなものにしながら、

さらに大きくしていくための、次のステップが見えた気がしました。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ