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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

あっという間の一週間でした。

2017年08月04日
大山隠岐国立公園

本土よりは比較的すずしい隠岐とはいえ、日中は32℃の真夏日となっています。

そんなうだるような暑さを吹き飛ばしてくれる、

さわやかなインターン生との仕事も今日で最後となってしまいました。

とても短い期間ではありましたが、この1週間頑張って頂いた広岡さんに

本日最後のお仕事、1週間の締めくくりとして【仕事体験の感想】をAR日記で紹介してもらいましょう!

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1週間、お世話になりました広岡です。とても簡単ですが振り返ってみます。

~体験させていただいたこと~

■色々なところへのパトロールに同行して記録をさせてもらいました。

ほんの一部ですが様子を・・

島前(どうぜん)の島のひとつ、知夫里島(ちぶりじま)にて

牛が道のまんなかにたくさん!そっと通らせてもらいます。どうしてここに牛がいるのでしょう。

昔ここは、牛の放牧の場でもあり、でも実は作物づくりの場でもあったそうです。そこにいったいどんな仕組みがあったのでしょうか。その歴史は・・

同じく島前の西ノ島(にしのしま)にて

この橋のような岩は、通天橋(つうてんきょう)と言います。どうしてこんな形になったのでしょうか。

近くの看板を見ると、大地の歴史を勉強できます。

島後(どうご)のトカゲ岩展望台の周りの登山道にて

たくさんのきのこや生きものたちが。

実は霧でトカゲの形の岩は見れなかったのですが、豊かな森にはいろいろな生き物が。

季節には隠岐固有のオキシャクナゲのお花など様々なお花も楽しめるようです!経験豊かなガイドさんと一緒に安全に楽しく森の散策をしてみてはいかがでしょうか。(植物や生き物はもって帰れませんが、じっくり観察を。)

                       

ぜひ奇岩(きがん)トカゲ岩も見てみてください。

■環境教育プログラムの作成や普及活動、自然を感じるイベント運営について学びました。

 このアクティブ・レンジャー日記にも、いろいろなイベントの様子が書かれているので見てみてください!

■国立公園の環境を守るための規制や外来種駆除活動について学びました。

オオキンケイギク 

この花は北米から来たものです。

いろいろな方の協力で駆除活動が行われています。

見てもらいたいもの、体験してもらいたいものがたくさんあるとき、それを伝えるには・・

○伝える相手はどんな人なのか、によって伝え方をいろいろと工夫すること

○国立公園は様々な団体、自治体、地域の方々、様々な方の協力で守られています。その方々のことや、隠岐の生活文化のことも合わせて伝えていくことが大切なのだと自分なりに学びました。

そしてまずは自分の感受性を豊かにして、自然のすばらしさをたくさんキャッチすること、そして自分が感動したことをまわりに伝えていくこと、をこれからしていきたい、と強く思いました。

隠岐管理官事務所の、水落管理官、湯澤アクティブ・レンジャー、柳川アクティブ・レンジャー、関係する様々な団体さん、隠岐の方々、に大変お世話になりました。

また私もほかの季節にこちらに必ず来てみたいと思います。

皆さんも大山隠岐国立公園の隠岐地区にぜひいらしてみてください!

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広岡さん、お疲れ様でした!

この5日間共に過ごして、新しい発想や違った視点にこちらが気付かされることも多く、刺激的な毎日が過ごせました。仕事中も常に真剣に自然と向き合うその姿、とてもかっこよかったです!

たのしい時間はあっという間で、別れは名残惜しいですが

今度はゆっくり観光客の視点でも隠岐を満喫して欲しいですね。

また是非隠岐に遊びに来て下さい!