ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2017年6月28日

4件の記事があります。

2017年06月28日【体験教室】 五色台を描こう!スケッチ会

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

6月の五色台体験教室は、見たままの五色台を描くスケッチ会。

植物を描いてもよし、風景を描くもよし、参加者が見たままの五色台を画用紙いっぱいに描いてください。

今回の講師は、県内で活躍する小学校教諭・谷口さん。

さすが小学校教諭だけあって、年齢別に適した画材や描き方、対象物の見方などコツを分かりやすく教えてくれます。そして、昨年同様、香川短期大学デザイン・アートコースから6名の学生がお手伝いに来てくれました。


【こんなふうにしてみるといいよ】

まだ未就学児の小さな子どもはクレヨンや色鉛筆など使いやすいものを、小学生以上になると水彩絵の具で色つけしたり、スケッチ対象物は色鉛筆で背景は絵の具などタイプの違う画材を合わせて使ってみたりとアイデアが膨らみます。

最初は何をどう描いていいか分からず、なかなか筆が進まなかった子どもも講師やスタッフのアドバイスによって少しずつ思い描くものができたようです。

【大人もみんな真剣!夢中!】

最後はみんなで発表会。

それぞれ個性あるスケッチができ、同じものは1枚もありません。

参加者が描いてくれたスケッチは、ビジターセンターにて8/18/31まで展示させていただく予定です。

ぜひ、お友達が描いたスケッチを見に来てくださいね。

【力作揃いのスケッチができあがりました】

子どもの頃は学校や夏休みの宿題などで絵を描く機会がありますが、大人になるとなかなかないですよね。かといって、子どもも宿題で描かなきゃいけないってなると「う~ん・・・」ってなりますが。

スケッチは紙とペンがあればいつでもでき、その時の気分によって色を付けてみたり、デッサンのように細かく描いてみたりと幅広く楽しめるアクティビティ。晴れたら外で、雨なら家の中から外の気になるものを、はたまた家の中にあるふとしたモノを描いてみたり。

描く対象物の特徴や「あ、こんなふうになっていたんだ~」と驚きの発見があるのもスケッチの醍醐味。

みなさんもぜひ気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

ページ先頭へ↑

2017年06月28日【イベント報告】城山散歩

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

若干梅雨らしくなってきました。

雨がほとんどなかったので、少しほっとしてます。

さて、

遅くなりましたが、6月10日(土)隠岐の島町(島後)港町地区の城山(シロヤマ)で行った自然観察会「城山散歩」についてご紹介します。

会場の城山という名は、

戦国時代に当時の守護代であった佐々木氏によって国府尾城(コウノオ)が築かれたことから始まるそうです。山中にある国府尾神社は、それより以前鎌倉時代に建立され、信仰の対象となっていました。廃城後も神社は残り、周辺の植生は社寺林として適度な維持管理が行われてきました。

現在では大山隠岐国立公園に指定されているとともに、国の天然記念物であるカラスバト(準絶滅危惧/環境省)の生息地として知られています。

会場はこちら

どんよりとした天気は残念でしたが、無事スタートできました。

今回の講師は、ジオパークガイドの木村さんとジオパークガイド兼自然公園指導員の斉藤さんです。

鳥解説

木村さん(写真右)には野鳥について

斉藤さん(写真左)には動植物や歴史文化について解説いただきました。

 

鳥居  階段

国府神社鳥居                 西郷湾が望めます。

解説  移動

観察できる野鳥や聴こえてくる鳴き声の解説中。 鳥の声を聴き分けながら進みます。

ウォッチング  アカテガニ

エナガやヤマガラなど、身近な野鳥が観察できました。鳥は撮れませんでしたが、アカテガニがこんにちは。

階段を登る  社殿

階段をのぼると...               社殿が構えています。

棟札(提供:港町地区 奥本氏)

こちらは棟札です。

新築、改築時につくるこの棟札から、元禄10年(1697年)にはここに建てられていたことがわかります。

山頂付近では、当時の物見の場として利用されていた形跡を見ます。

社殿内

棟札や社殿から出た資料などを氏子総代に紹介していただきました。

運転されない方は御神酒をいただき、無事終了。


双眼鏡等を使っての野鳥観察や周辺植物の解説、総代による神社の歴史のお話を盛り込んだ「城山散歩」。

参加者の中には、数10年振りに来られた方や今まで一度も来られたことのない方もいたり。

地域の中にある自然、ヒトの歴史とともに歩んできた自然。

今回はそんな国立公園を舞台にお送りしました。

近くにお立ち寄りの際は、是非散歩してみてください!

ページ先頭へ↑

2017年06月28日国立公園島根半島 北浦海水浴場が海開きしました!

大山隠岐国立公園 大山淳子

6/25() 北浦海水浴場で海開き神事が行われました。

清めの雨の中、

海水浴場すぐそばの伊奈頭美(いなづみ)神社で、今年度も事故なく利用していただけるよう安全祈願祭神事、玉串拝礼が関係者により行われ、

浜では、海に安全祈願を行い、榊、御神酒、御神米を海へ流しました。

伊奈頭美神社を正面から撮影北浦海水浴場東浜での神事の様子

神事のあとは、地元のみなさん参加による地引き網が行われました。

雨の影響もあり肌寒い天気でしたが、たくさんのこどもたちが力いっぱい地引き網をひきました。

(中には腰まで浸かって網を引く姿も!)

地引き網の様子

豆アジなどの魚がかかっていて、見つけたこどもたちはうれしそうに親御さんに見せていました。

子どもたちが網に捕れた魚を探す様子

何年ぶりかの清めの雨にも恵まれて、無事に海開きが行われました。

北浦海水浴場は、遠浅で小さい子どもさんから大人の方まで家族でも楽しめる海水浴場です。

天気のよい日は、エメラルドグリーンに輝く海を、眼でも楽しめます。

また、SUP(サップ Stand Up Paddle boat)というボードの上に立って海上散歩ができるアクティビティもできたり、キス釣りなども人気のようです。

たくさんの方が、安全に海水浴を楽しめますように、改めてお祈りします。

ページ先頭へ↑

2017年06月28日瀬戸内海国立公園の自然3「厳島 ルイスハンミョウ」

瀬戸内海国立公園 広島 川原康寛

晴れた日には気温が30度を超えるようになってきて、日差しが痛く感じられるようになってきました。

海遊びを恋しく思いながら厳島の砂浜を歩いていると、何やら小さな生き物が道案内するように、私の数歩先を飛んでいきます。

今回ご紹介する瀬戸内海国立公園の自然は「ルイスハンミョウ」です。

海辺でデートするルイスハンミョウのカップル

体の大きさは2cmに満たない程度で、背中にはクリーム色と光沢のある緑~黒色の模様、頭には大きなアゴがあります。この特徴的な模様と立派なアゴから、ハンミョウは漢字で「斑猫」と書かれ、英語では「タイガービートル」と呼ばれています。どうやら日本でも海外でも、ネコのような印象を抱かれているようです。

ルイスハンミョウは西日本の海浜に広く分布していますが、最近は生息地である砂浜の環境が破壊されて、その数が著しく減少しています。そのため、環境省はレッドリストで、このムシを絶滅危惧IB(EN)類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)としています。

日本各地の海浜の自然が失われる中、厳島は島全体がご神体とされていて護岸整備などがされず、自然のままの砂浜が多く残されています。自然豊かな砂浜を必要とするルイスハンミョウにとって、厳島はまさにオアシスのような場所なのかもしれません。

瀬戸内海の白砂青松の景色の中には、たくさんの生き物が暮らしています。

この夏、海水浴に出かけた際には、ぜひ足下を見てみて下さい。きっとおもしろい発見があるはずです。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ