ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年2月

8件の記事があります。

2017年02月23日【イベント案内】今年もやるそうです!4/9国賀海岸ビーチクリーン!

大山隠岐国立公園 久永剛大

 こんにちは!隠岐の久永です!今回は西ノ島のビーチクリーンイベントのご案内です。

 西ノ島の国賀海岸は大山隠岐国立公園の特別保護地区に指定され、年間3万人近くが訪れる隠岐随一の観光地です!西ノ島町では観光シーズンの幕開けに際して「隠岐・西ノ島 2017 国賀開きフェスタ」が催されます。

 その一環で国賀海岸ビーチクリーンが行われます! 

 日 時:平成29年4月9日(日)9:30から12:00まで

 場 所:国賀浜

   昨年の様子は下記の写真と過去のAR日記に。

海岸清掃1海岸清掃2

海岸清掃3海岸清掃4

 

 

 みなさんも楽しみながら島をきれいにしませんか?海岸清掃後はお楽しみティータイムもあるようです!申込みは不要ですが、無料シャトルバスをご利用される方は4月2日までに西ノ島町観光協会までお電話ください。詳細はチラシをご覧下さい。

国賀海岸ビーチクリーン チラシ

 「隠岐・西ノ島 2017 国賀開きフェスタ」は4月1日から4月30日までで、ビーチクリーン以外にもたくさんの催しがあるようです。是非お出かけください。 

国賀開き チラシ

 詳細はチラシ両面版をご覧下さい。国賀開きフェスタ2017.pdf

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2017年02月23日冬の鳥取県大山の魅力

大山隠岐国立公園 伊藤信広

ご訪問、大変ありがとうございます!

鳥取県の名峰大山は、昭和11年に国立公園に指定され、その後、蒜山地域、隠岐の島、島根半島、三瓶山地域が追加指定され「大山隠岐国立公園」となりました。

そして国立公園大山は四季折々を通じて、いろいろな楽しみ方があります。

今回紹介する、冬の大山は、日本海に近く高くそびえる大山(標高1,729m)は、大陸からの北西の季節風を受け冬は多雪に恵まれています。冬季は西日本最大規模のスキー場として、多くのスキーヤー、スノーボーダー、スノーシューなどで賑わっています。

 

大山桝水高原ゲレンデのスノーボーダー

 

韓国東海からはDBSクルーズフェリーで鳥取県境港に接岸し観光バス1台から2台で約40名がほぼ毎週金曜日にアクセスの良い大山に訪問されています。多いときはバス2台で、約80名が大山登山等を楽しまれることもあります。

また、昨年末から香港から米子航空定期便が就航し、香港からの団体客も登山はしないまでも普段見ることの出来ない真っ白な雪に触れたり見たりして大山観光を楽しまれています。更に香港便が就航してからは、ベトナムからの団体観光客も雪化粧の大山・豪円山を見て雪に手を触れたりして観光を楽しまれています。

鳥取県米子市内から望む雪化粧の大山

 

冬の大山のお手軽な人気プログラムとしては、ガイドさん付きの半日雪上ハイキングスノーシューがあります。大山の森の新雪の上を歩く感動は言葉に出来ないくらい素晴らしい体験が出来ます。また歩きながら、大山の歴史や冬の動植物など見所満載です。

大山には、いろいろなスノーシューコースがありますが、下の写真は大山横手道スノーシューの様子です。これは大山寺付近の横手道入口からスタートし桝水高原恋人の聖地展望台まで往復約3kmをスノーシューで歩きます。サクサクと雪の上を歩きながらガイドさんのお話も楽しいです。

大山横手道スノーシューの様子

 

大山横手道には、一丁地蔵が立ち並び、お地蔵様を拝むこともでき、自然と歴史の両方を学びながら歩きます。一丁とは、60間であり約109mです。コース中に10体が現存しそれぞれのお地蔵様は、表情が異なり、石質もいろいろあると言われています。それらを鑑賞しながら歩くのも、横手道の魅力です。

大山横手道のお地蔵様を撮影する参加者

 

スノーシューで散策していると、雪面に様々な動物の足跡や糞、食べ物を見たりすることができます。そして時には動物の足跡当てクイズとか、ガイドさんにより動物の面白い生態系などの解説も楽しめます。普段見ることの出来ない動物たちの生活のサインを知る魅力が冬の大山にはあります。

動物の足跡を発見

 

大山でスキー、スノーボードで初心者に優しいゲレンデと言えばホワイトリゾート豪円山ゲレンデです。休日は、県内外から家族づれ、団体等で賑わっています。

そして平日は、県内外から学校団体のスキー教室に多く利用されています。

私も小学生の頃、学校の授業でスキーをした思い出があります。

豪円山は、国体のスキージャンプの競技場にも使用されていました。

札幌冬季オリンピック、スキージャンプで日本勢が金、銀、銅を独占した、笠屋選手、青地選手、金野選手も、ここ豪円山スキージャンプ競技で活躍していました。

豪円山ゲレンデでスキーを楽しむ学生達

海の見えるホワイトリゾート・豪円山ゲレンデ

大勢で賑わう豪円山ゲレンデの様子

 

大山は四季を通じて、多くの登山者に利用され愛されています。

冬の大山も快晴の日には県内外から、そして韓国人、欧米人登山者にも人気があります。

大山夏山登山道の稜線(左下から右肩上がりに登る)

 

冬の大山を駆け足で紹介しましたが、私自身一番好きな時期は、冬の大山です。

雪の白さと見渡す限りの青い海と空が素晴らしいです。

 

2月も終わりに近づいてきました。来月は春を迎えます。

今年の大山は、どんなドラマがまっているのか楽しみです。

グリーンシーズンの大山も素晴らしい自然景観を体験できます!

是非是非大山に足をお運びください!

 

大山隠岐国立公園は、「世界水準のNational Park」に今後生まれ変わってゆきます。

多彩な大自然の恵みと文化、アクティビティ、日本遺産など豊富なコンテンツが満載の大山の感動を多くの外国人観光客をはじめ、県内外のみなさまに魅力を感じていただけたら幸いです。

 

最後までご覧くださり誠にありがとうございました!

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2017年02月22日【出展】エコフェスタ in おき

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

時化る日がまだ多い今日この頃、

胃の中も時化気味な湯澤です。こんにちは。

しっかりとした食生活、睡眠、適度な運動...心がけます!

みなさんも是非お気をつけください!

さて、今回のお話は、

今月12日(日)に隠岐の島町文化会館で開催された「エコフェスタ in おき」への出展についての

ご紹介です。

※主催:隠岐の島町まちづくり運動協議会

本イベントは、運営する協議会の重点目標として位置づけられている『ゴミの減量化とリサイクルの推進』について、その取組や環境問題の普及啓発として広く住民方々にPRするものです。

隠岐事務所も、隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会とコラボし、

事務所や活動の取組紹介パネルの展示、海岸漂着物のワークショップを行い、

ゴミの減量化に対する普及啓発活動をしました。

解説パネル ジオパネル

解説パネル/漂着物等の展示          ジオパークと連携した取組パネル

ワークショップ

漂着物のワークショップ

砂浜には小さなゴミがいっぱい!

もう一つご紹介。

隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会に国際交流員として勤務されているヤゴダさん(ポーランド出身)が、隠岐の島町の友好都市であるポーランド共和国クロトシン市のHPへ、今年から2週間おきに記事をアップしているそうです。

一連のタイトルは『Listy z Oki』(=隠岐からの手紙)

なんだか素敵ですね~

その中で、エコフェスタでの様子も取り上げていましたので、ご紹介します。

クロトシン市HP

過去には、

・新年と松直し

・隠岐とポーランドの冬の違い

が投稿されているようです。

ポーランド語ではありますが、興味のある方は是非チェックしてみてください!

さいごに、今回ワークショップで行った、海岸漂着物に関する情報の一例をご紹介。

漂着ごみについて考える〈環境省〉.pdf

海洋ごみ(漂流・漂着・海底ごみ)対策〈環境省〉

海ごみの問題点〈一般社団法人JEAN〉

是非チェックしてみてください!

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2017年02月20日冬こそ行きたい国立公園スポット!

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

きれいな海で遊ぶ夏のイメージが強い足摺宇和海ですが、

今日は、冬にこそ見て欲しいオススメスポットを紹介します。


今回スポットライトを浴びるのは「大月町」!

夏のレジャーや新鮮な海の幸、ウバメガシの備長炭で知られる町ですが、

冬だけみられる場所や景色があるんです。


今日はバーチャルツアー風にお届けしてみます。



天気は快晴、風もすくなくぽかぽか陽気です。

スタートは山から。大堂展望台に行ってみましょう。

広がるのは・・・

 

コバルトブルーに輝く柏島!

ふたこぶらくだのような特徴的なこの形がよく見えるのは、ここだけです。

この眺望も、木が青々としている季節には少し遮られるので、

葉を落としたこの時期が一番海がきれいに見えます。


大堂には「お猿公園」もあって、お猿さんがたくさんいます。

 

基本的にはおとなしいですが、車にのぼったり

エサを無防備に持っていると奪われたりするそうなので、

現地の係員さんのお話をしっかり聞くと良いと思います。

ここも、森に実がなる夏場には利用できない、冬だけの穴場スポット!

こんな間近でサルと見つめ合える機会もそうそうないですね。


展望台とお猿公園を後にして、

大堂から遊歩道の続く尾根沿いを下っていくと見えるのが・・・

この絶景。

画面に入り切りませんでしたが、左手に広がるのは断崖絶壁。

この尾根上から直接見下ろす海は、筆舌に尽くしがたい美しさです。


もっと海に近寄ってみましょう。


海岸におりてみると、緑色の青のりがびっしり。

  

そこには、たくさんの貝やヤドカリが集まっています。

透明度も相まって、まるで天然の水槽です。


白浜とよばれる砂浜は、夏には人が押し寄せる人気スポットですが・・・

 

冬の今ならもはやプライベートビーチ同然です!

澄んだ青に白い砂が映えて、すばらしいコントラスト。

昼間なら足をつけていても苦にならない水温でした。

泳ぐにはすこ~し寒いので、ウェットスーツなどの着用が必要です。



いつでも美しい海の楽しめる柏島ですが、

一年を通して最も透明度が高いのが、冬。

この景色も天候に左右されますが、

もし、運良く天気が良い日に足摺宇和海に来るのであれば

この時期だけしか見られない柏島を見に来てみて下さい!

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2017年02月20日【お知らせ】自然観察会について

大山隠岐国立公園 湯澤孝介

イベントのお知らせです!

そろそろ北へ帰りはじめる冬鳥や春を待つ身近な生きものを

ゆっくり歩きながら観察していく...その名も「野鳥観察&自然散策」!!

...いや、決して手抜きなタイトルといわけではなく(汗)

野鳥観察してみたかった!

双眼鏡の使い方がわからない!

スコープをのぞいてみたい!

詳しそうな人に案内してもらいたい!

などなど、自然観察の入門編といったイメージで開催します。

2月、3月と、同じ場所で開催しますので、

観られる鳥も、他の生きものも、景色も

ひと月での変わり様が感じられると思います。

どちらかだけでも大丈夫ですので、ご都合のつく方は是非ご応募ください!

開催チラシ.pdf

申込書.pdf

お問い合わせ先:隠岐自然保護官事務所(08512-2-0149)

間違い探し

ここには何種類の鳥がいるでしょうか^^

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2017年02月07日足摺椿まつり

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

まだまだ"ひやい"(=寒い)土佐清水からこんにちは!

さてさて先週末、足摺岬で「椿まつり」が開催されましたので、

その様子をお知らせします!

あいにくの雨模様でしたが、幸い気温は高めの18度。

開会式にはご当地アイドルのSSD38(清水サバダンサーズ38)も登場!

方言で歌って踊る姿に、影ながら応援したくなるかわいさでした。

また、おもてなし料理の「めじかのつみれ汁」は、

土佐清水の特産品である宗田節の原料でもある

ソウダガツオをこれでもかというほど使っていて、

出汁の味をとことん楽しめるスープ。

(あまりのおいしさに、写真を撮り忘れました・・・)

そして、椿まつりと言うからには、椿関連のこんなおもてなしも!

椿の苗 無料プレゼント~☆

プレゼンターは、土佐清水市の観光キャンペーンレディのお二人!

おうちに持ち帰って椿を愛でてもらいながら、

足摺岬のことを思い出してもらおうというすてきなプレゼントです。

さてさて、そんな椿まつりで土佐清水自然保護官事務所が何をしたかというと、

ブースをいただいて、二つ展示物を掲示していました。

ひとつめは・・

 

「国立公園展 今昔写真展」!

土佐清水市内に限定してはいますが、各所から大正~昭和の写真を提供していただき、

現在の様子と比べながら、景色や生活の移り変わりを楽しんでもらう写真展です。

来場して下さった方々は、

清水市内の方もいれば、高知県内だけど数回しか来たことがない方、

神戸や三重県からおいでた方もいらっしゃいました。

その中で、「昔の暮らしを思い出した」という声や

「あのときはこんな時代だったよ」と教えて下さったり、

(写真が地味なものが多かったため)「もっと良い景色があるのに」というご意見をいただいたりと、

こちらにとっても勉強になる時間でした。

もう一つの展示物は・・・

椿と言えば「足摺椿再生プロジェクト」!

このブログでも進捗を報告していましたが、こういった機会に直接伝えていくのも大切です。

実際に育苗中のプランターを置くことで、目をとめて下さる方も多く、

なんの芽か、なぜ育てているのか、という話を足がかりに、

足摺岬の現状とこれからの取り組みをお伝えできたのではないかと思います。

雨にも負けず風にも負けず、無事終了した椿まつり。

次のイベントや来年度の椿まつりにむけて、日々精進せねばと痛感しました。

~予告~

3月5日の土佐清水市観光開き&竜串奇岩フェスでも

ブース出店しますので、お立ち寄りの際はぜひぜひ覗いて下さいね~!!

土佐清水市観光開き&竜串奇岩フェス↓

http://tatsukushi-kankou.com/kigan-fes-2017/

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❁       〆 切 : 2 月 8 日       ❁

❁   米子、松江、隠岐、広島でそれぞれ1名ずつ     ❁  

❁   アクティブレンジャーを募集しています!    ❁

http://chushikoku.env.go.jp/to_2017/post_117.html❁ 

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2017年02月06日隠岐・知夫里島 巡視

大山隠岐国立公園 久永剛大

 こんにちは!隠岐の久永です。

 久々の更新です!今回は知夫への巡視の様子をお届けします。

 冬の日本海、晴れた日を狙って計画し、三度目の正直でようやく行くことができました。

 知夫里島は隠岐の有人島では一番小さい島で人口600人程の島です。

 今回巡視したところをいくつか簡単にご紹介します。

赤ハゲ山

 島で一番高い山、多島海景観や牧野景観などの景色を360度見渡せ、のんびりとした気持ちになります。ここから見える景色は島前カルデラと呼ばれ、隠岐を代表するジオサイトのひとつとなっています。

赤ハゲ山 パノラマ

           (赤ハゲ山からの眺望)

赤壁(せきへき、あかかべ)

 赤い大地が海流や風の影響により削り出された色鮮やかでダイナミックな海蝕崖をのぞき込むことができます。海上から赤壁を見るサンセット遊覧船もおすすめです。隠岐を代表するジオサイトのひとつとなっています。

赤壁 海上から赤壁 陸上から

             (赤壁 海上から)              (赤壁 陸上から)

 他にも、海水浴や宿泊のできる長尾鼻、歩いて渡れる無人島で海水浴もできる島津島、隠岐諸島最南端の高台である高平山なども巡視してきました。

長尾鼻 浜島津島へ渡るお松橋から

               (長尾鼻 浜)         (島津島へ渡るお松橋から)

高平山 1高平山 2

                 (高平山からの眺望)

 島津島と高平山では島根県が隠岐のジオパーク活動を応援するために施設の再整備を行っています。完成まであと少しというところでした。

 ジオサイトの解説はこちら。

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締め切り迫る!(2/8〆)

私たちと一緒に働いてくれるアクティブレンジャーを募集しています。

ご応募お待ちしております!

http://chushikoku.env.go.jp/to_2017/post_117.html

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2017年02月02日【日御碕】 和布刈(めかり)神事

大山隠岐国立公園 松江 森上亜依

こんにちわ! 松江自然保護官事務所の森上です。

気がつけば1月もあっという間に終わり、2月になりました。

寒い日が続きますが、暦の上ではもう春ですね。                                                

                                          

そういえば、先日プライベートで松江市内にある、とある神社に

参拝した際に梅の花が満開に咲いているのを見かけました。

寒い中、一生懸命花を咲かせ、参拝者を迎えてくれる姿に、

先取りの春を感じ、心が温かくなりました。

               

「 三寒四温 」

                  

なんとなく、春の訪れを感じるかのように聞こえますが

本当の意味は少し異なり、冬の言葉であると教えてもらいました。冬季に、寒い日と暖かい日が繰り返しやってくる様を現すようです。つまり、ここ数日のぽかぽか陽気はある意味、「疑似春」 なのでしょうか??

                                    

毎年、いち早く春を知らせてくれる梅の花。

そして疑似春に、暦の上での立春・・・う~ん、やっぱり春が待ち遠しい!!

                               

何はともあれ、春はすぐそこ!!( のはず!笑 )

2月に突入しましたが1日1日を大切に過ごしてゆきたいと思います~!

                                

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 大山隠岐国立公園 島根半島西部エリア:出雲日御碕 】

2月1日(水)日御碕宇竜地区 宇竜港周辺 

日御碕地区で伝統的に行われている、豊漁を祈願する早春の神事である

「和布刈(めかり)神事」に私も参列させて頂きました!

     

       

ウミネコの繁殖地でも知られる、日御碕ですが、この和布刈神事のいわれには

そのウミネコがもたらす、興味深いストーリーがあります。

                  

【 和布刈神事のいわれ 】

  成務天皇6年旧暦5月の早朝、1羽のウミネコが潮のしたたる和布(わかめ)を

  口にくわえて飛んできた。そして、日御碕神社の欄干に何度もその和布を掛けたので、

  神主がこのことを不思議に思い、神前にお供えし、そしてそれらを水で洗い乾かしたら

  和布になったという。

  そのような故事にならって、以来毎年旧暦正月の5日に、宇竜港・権現島の

  熊野神社で「和布刈神事」が行われています。

                   

権現島は女人禁制で、神事の際には御渡海(ごとかい)神事といって、地元の漁船が大漁旗を立て

神官、宇竜区長、来賓の方々を乗せて島へ渡り、そこで今年初めての和布を刈り、神前に

お供えして和布刈神事の御祭典が執り行われます。

          

また、なんといっても神事のみどころであるのが、祭典終了後に権現島より御舟で岸へと戻る際、

権現島で待機していた赤下帯姿の裸役の若者たちが、寒風吹きすさぶ中、海に飛び込み

岸に向かって泳ぎ帰り、舟と岸の間に桟橋を掛け、関係者の上陸を助け神事を終える、という光景です!

    

    

13時から御渡海神事が行われました。

大勢の方々が見守る中、神官さん・区長さんを先頭に、来賓の方々が舟へ乗り込みます。

そして、対岸にある権現島へ渡ります。島にある熊野大社で祭典が執行されます。

 

  

                                   

                              

                                                          

                                                                          

                                                                                                                               

地元の保育園の子供たちや小学生、地域の方々、そして県外から訪れた人など

多くの方々が見守る中で、神事がはじまりました。

関係者の方々が権現島へ渡られ、祭典が執行されている間、

待機中ということもあって、広島から来られたというカメラマンの男性二人組と

出雲からお越しの神事を巡られているという女性と、少しお話をさせて頂きました!

その3名の方に、どのように神事を知って来られたんですか?と尋ねたところ

みなさん共通して、インターネットで調べてやってきました!と言われていました。

さすが!!!!インターネットですね!!!

  

また、今回の神事ではみさき.comさんや、日御碕コミュニティセンター実行委員会さんなどが

主体となって、和布刈神事をテーマとした俳句の募集やフォトコンテストを開催していたこともあり

大勢の方々で賑わっていました。

   

広島県からお越しの男性お二人は、今回の旅を通じて日御碕が大山隠岐国立公園エリアで言うことを知ったとのことで、引き続き国立公園エリアの絶景を写真に収めて帰ります!!と仰られていました。

(ありがとうございます!我々も、大山隠岐国立公園のPRにしっかりと努めていきます!!)

  

そうこうしているうちに、熊野神社での祭典を終えた関係者の方々が

舟に乗り込みだし、権現島から対岸へ移動されはじめると、いよいよクライマックスです!!     

   

団長をはじめ、7人の代表の方々が 神社に向かって礼拝し、順番に海の中へ飛び込みます。

大勢の観覧の方々が見守り、子供たちの「がんばれ~!がんばれ~!」という温かい声援の下で

岸を目指して泳いで海を渡ります。