ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年09月21日名垣の講習会を開催しました!

大山隠岐国立公園 久永剛大

 こんにちは!隠岐の久永です!今回は先日開催した講習会についてです。

 

 位置図 名垣

 

 知夫里島には牧畑に使われていた名垣が残されており、隠岐独特の景観を生み出しています。こうした独特な牧野景観を守るために名垣の講習会を開催しました。

 

 講習会は和歌山県世界遺産センター長の辻林先生をお招きし、5月の調査で分かった石積みの工夫についてお話ししていただきました。

 

 講習会には知夫村和牛改良組合の方を含め、10人ほどご参加いただきました。

 

 名垣講習会

 

  

 講習会の後には知夫村和牛改良組合によって名垣の修復も行われました。 近年積み直された石をどけ、調査で明らかになった石積みの工夫をふまえて、崩れにくいように積み直しました。

 

 名垣修復

 

 修復前                   修復後

 修復前修復後

 

  

 途絶えかけていた石積みの技法が後生に伝承されるといいですね。

 ※名垣は一部知夫村の文化財の指定を受けています。今回の修復は教育委員会へ現状変更の届出を行っています。

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2016年09月20日【お知らせ】 中国四国の国立公園展~香川会場~

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

平成22年度より始まったアクティブ・レンジャー(以下AR)による企画展「中国四国の国立公園展~アクティブ・レンジャーが伝える自然と活動~」も今年で7回目を迎えました。

4月から広島県~鳥取県~島根県隠岐の島~高知県を回り、910日(土)より香川県坂出市にある五色台ビジターセンターでの展示が始まりました!



中四国各地で活動する自然保護官補佐(アクティブ・レンジャー)が、国立公園や国指定鳥獣保護区、ラムサール条約登録湿地などで出会った美しい風景や自然保護活動をする人々などを写真に収めた企画展です。

また各ARより見どころや守って欲しいこと、知って欲しいことなどをパネル展示していたり、パンフレットなどもご用意していますので、そちらもぜひご観覧ください。


意外と身近にある国立公園。

映像や写真でアフリカやアメリカなど海外の国立公園を見ると、壮大で人の生活圏から少し離れた場所というイメージを思いがちですが、日本の国立公園は人の生活圏から近い場所にあって、それが人と自然との共存でなりたっているのが特徴。これは先人の知恵と自然に対する畏敬の念があってこそ守られているのではないかな、と。

そんな国立公園をご覧いただける企画展を現在開催中ですので、ぜひ足を運んでいただき、「おっ、ここも国立公園なんだ~」「あっ!行ったことあるよ」という場所など見つけて、また現地に行って欲しいなと思います。

会場にはアンケートも設置していますので、お時間よろしい方はそちらもご協力お願いします。


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2016年09月15日西ノ島の高崎山へ行ってきました!

大山隠岐国立公園 久永剛大

 こんにちは!隠岐の久永です。隠岐の風も秋になりつつあることを感じさせるようになりました。

 

 今日は西ノ島の高崎山についてです。高崎山は島前で2番目に高い標高434mの山です。

 

 高崎山 位置図

 

 

 高崎山は昭和30年頃まで続いた牧畑に使われていました。牧畑は放牧と大豆・小豆、麦、粟・稗を輪転しながら栄養の少ない土地でも持続的に作物を得る農法です。現在ではほとんど人の立ち入らない山ですので、道も整備されていません。

 

 高崎山

 

 

 別府港から高崎山登山口までは車で40分ほど、登山口から山頂までは2.8㎞の道のりを1時間30分ほど歩きます。

 歩道は尾根沿いに上ったり下ったりが続きます。途中には花期をを狙ったわけではありませんがあたり一面のヤブランの大群落や、ヤドリギのたくさんついたアスナロに出会えました。

 

 ヤブランの大群落

 ヤブラン

 

 

 ヤドリギのついたアスナロ(ピントのずれた写真しかなく。。。)20個程はついていました。

 ヤドリギのついたアスナロ

 

 高崎山からは島前カルデラが見渡せます。中央火口丘の焼火山や外輪山の海士、知夫もきれいに見えます。(写真は国賀やイザナギ浦の方角)

 眺望

 

 高崎山のビューポイントはかなり分かりづらいところにあり、知っている人と行かないと中々たどり着けないです。毎年西ノ島町教育委員会主催の自然観察会が4月に開催されています。問い合わせてみたところ来年も企画する予定だそうですので、その機会に是非お申し込み下さい。

 

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2016年09月13日第26回 コーラル&フィッシュウォッチング!

谷吉萌

秋雨前線の影響か、夜に突如大雨・雷に見舞われた土佐清水市からこんにちは!

開け放していた窓を慌てて閉めようとして、テーブルに弁慶の泣き所を打ち付け、

痛みにさいなまれてしまったため、寝不足です。


話は変わって、9月10日にあった大月パークボランティア(以下PV)主催のイベント「コーラル&フィッシュウォッチング」。

ここのところ、台風や秋雨前線で天気が不安定だったにもかかわらず、

べたべたに凪いだ絶好のスノーケル日和でした!

今日はその様子をお届けします。


会場は大月エコロジーキャンプ場。研修室で開会式です。

今回の参加者は18名。

ご家族連れからお友達同士、常連さんから初心者さんまで、いろいろな人が来てくれました!

森下PV会長の挨拶後は、黒潮生物研究所の中地さんが事前レクチャーとして、

きょうのイベントの花形「コーラル&フィッシュ」について教えてくれます。

大月町の人や、近隣の市町村、高知市や県外からも参加してくれていたので、

大月の魅力の一つ、海の生きものについて知ってもらうのにうってつけのイベントです。


勉強会がおわったら、お待ちかねのスノーケリングです。

まずは初心者もベテランも、スノーケルやマスク、フィンの付け方を教えてもらいます。

しっかり装着できたところを確認し、いざ出発!

色とりどりの魚やサンゴが出迎えてくれます。

時々、PVメンバーが海底からヒトデやナマコを捕ってきて、目の前で見せてくれます。

こわごわ触ってみる・・・初めての感触です。


休憩がてら、見えた生きものをチェックチェック!

参加歴十数年のベテランさんと初めてスノーケルをする初心者さん。

同じグループ内でこうして、見たものを話す時間があってバランスがとれているようです。


たっぷり遊んで気づけば2時間!

久々の陸地にふわふわしながら、

満面の笑みで「たのしかった!またしたいな!」という嬉しい言葉をいただきました。


そしてまだまだ終わらないコーラル&フィッシュウォッチング!

お次はグループ対抗クイズ大会です。

事前レクチャーの振り返りから、大月の海のあれこれまで。

「えっそんな生きものがいるの!?」や「オニヒトデってそうやってサンゴ食べるの?!」など、

クイズ設問者がほくそ笑む、すばらしいリアクションをくれました。


さいごに、感想をお一人ずついただきました。

「スノーケリング初めてでもすごく楽しめた」

「子どもたちが毎年楽しみにしているので、また来年もきたい」

「人生の大事な1ページになった」などなど・・・。

昨年まであった懇親会の時間を惜しむリピーターの方の声もありましたが、

スノーケル体験に重点をおいた今回の体制も、反応は上々のようです!


けがや病気もなく、天気にも恵まれ、大団円で終了したコーラル&フィッシュウォッチング。

リピーターの方も、今年は参加できなかった方も、これをみて興味を持った方も、

ぜひ、来年を楽しみにしていてくださいね~!

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