ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2017年01月13日明けましておめでとうございます。

大山隠岐国立公園 森上亜依

新年、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

みなさん年末年始はどのように過ごされましたでしょうか?

私は年末年始、登山に明け暮れていました。

"元旦はやっぱりご来光を拝みたい!"ということで、大山隠岐国立公園である伯耆大山にプライベートで行ってきました。

山頂では、新年をお山で迎える多くの登山者の方々で賑わっていましたが、

当日は視界がとても悪く、ガスが抜ける気配のない状況でした(残念!)

しかし!!多くの方々の念が通じたのか、ほんの一瞬だけガスが抜けて、

剣ヶ峰まで続く、厳しくも美しい稜線が顔を出してくれました。

待ち望んでいたすばらしい景色に、思わず胸が熱くなりました。

(※厳冬期の登山は危険も伴います。十分情報収集して計画を立て、正しい装備で行いましょう。)

(2017/1/1 伯耆大山弥山より)

さて、2017年は酉年です。

国指定鳥獣保護区である宍道湖に集う渡り鳥たちも寒空の下、穏やかに過ごしているように感じます。

そして今年はよりいっそう、島根エリアの豊かな自然や景色、生き物などをご紹介していきたいと考えます。

また、みなさんにとって開運鳥(とり)込める一年になりますように!

私自身もアクティブレンジャーとして、日々精進していきたいと思います。

(羽ばたくコハクチョウ)                 (17/1/5 日御碕より西の空に彩雲をみる)

ページ先頭へ↑

2017年01月12日【体験教室】 竹の食器でうどんを食べよう!

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

ご挨拶が遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

本年もAR日記にて、随時自然情報や体験教室など瀬戸内海国立公園のようすをお伝えできればと思います。

年明け最初の五色台体験教室は、竹の器でうどんを食べよう!

そう。香川といえば、名物・讃岐うどん。

昨年212日付け全国各紙の一面は重力波の初観測や円の急騰の記事が大きく掲載されたにも関わらず、香川県の地方紙・四国新聞だけが「うどんの平均価格上昇」を大きく一面にあげるというほど、香川県民にとってうどんは欠かせないローカルフード。(このことも後に「うどん県ぶれない」とネットで話題になりました)

今回は冬の定番、しっぽくうどんを作ります。大根や人参などたくさんの野菜と鶏肉や揚げなどを一緒に煮て作った出汁をうどんにかける寒い冬にはもってこいのメニュー。

うどんづくりの講師は、かがわ自然観察会の好井さん。

「うどん打ちってお店の人以外でもできるの?」そう思った人、香川県では家でうどんを作ることも多いため、田舎に行けば各家庭に麺打ちセットがあることも。もちろん、我が家も。

デモンストレーション&レクチャーを受けたら、早速うどん&竹の器づくりスタートです!

竹はミニ門松の時にも使った太いモウソウ竹。

節部分を底にして、食べやすいサイズに切り出した後、食べる時に口を切らないように紙ヤスリで切り口部分の角を丸く滑らかにします。この時にササクレも切り取っておきましょう。

【どっちが上か確認しながら、まっすぐにノコを挽く!】

うどんは1から始めると時間がかかるので、麓のうどん屋さんから予め生地にした状態を購入して、参加者に作ってもらいます。

まずは、まん丸生地を大きなビニール袋に移し替えて足で踏んでのばします。

生地の真ん中に両かかとを置いて、かかとを中心に踏み回りながらのばすのがコツ。

【↑踏みスタイルはこんな感じ】

丸い生地になる前は、中力粉、塩水を混ぜながら団子状にして丸め、ラップをかけて30分程度ねかします。(我が家は一晩ねかせていました)因みに塩と水の分量は季節によって変わります。

その後、生地を厚めのビニール袋に入れて、足で踏んでのばしては丸めの繰り返し。

踏むことで讃岐うどんならではのコシが生まれるのです。子どもの頃はよく爺ちゃんに「踏みがかいない(頼りない)」とよく言われたもんです・・・。

今回はすでに仕上がっているので、ある程度広げたら麺棒でのばしていきます。

初めはぶ厚かった生地も徐々に薄くのばされて・・・

麺棒に丸めた生地は手の腹を使って外に押し広げながら回すと、うまく生地がのびていきます。なかなか難しいのですが、やるとやらないではスピードが断然違いますよ。生地が楕円状になったら長手方向を麺棒に巻いてのばす工程の繰り返し。そうすると、徐々に生地が四角くなり、厚さも5㎜くらいになるはず。

できたら生地を3つ折りにたたんで、中華包丁のようなうどん切り包丁で切っていきます。

たまに子ども達が「ワンタンみたいなうどんが食べたい」と言って、結構な極太サイズに切ることがありますが、茹で上がりに時間がかかること、また太さがバラバラだと茹であがる時間がばらついて太い麺はまだ芯が残っていたりと微妙です。。

ですが、手作りすると出てくる端っこの広いうどん、実は大好物。

沸騰したたっぷりのお湯にうどんをバラッと入れ、麺同士がくっつかないように箸でゆっくり混ぜ、蓋をして約15分。その間、再沸騰したら差し水をし、あとは味見をしながらゆで加減を調整しましょう。

【ツヤッツヤのうどんができました!】

今回はしっぽく出汁を用意していますが、もちろん釜揚げで食べてもOK!タマゴも用意しているので釜玉もできます。

左:水でしめずにそのまま+生タマゴ=釜玉   

右:打ち込みうどんと並んで冬の定番、しっぽくうどんは野菜たっぷり!(こっちは水でしめたうどんを使います)      

【自分で打ったうどん、しかも出来たては格別!】

県外の人には分かりづらいうどん用語(釜揚げと湯だめの違いとか)を説明できるだけでなく、作り方まで知って、かつ作ることができたら立派な香川県民。

寒い冬からといって何もせず家でじっとしているのは勿体ない!

そんな時こそ温かい郷土料理を作って、みんなでワイワイ楽しむのもいいですし、また郷土料理を知ることで土地の文化や民俗も知ることができますよ。

うどんだけじゃなく、他県にはないトリッキーな雑煮・あん餅雑煮(白味噌ベースの出と一緒にあん餅を煮た雑煮)も今の時期オススメです★

ページ先頭へ↑

2017年01月05日あけましておめでとうございます。

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

今日も今日とてうららかな陽気の土佐清水からこんにちは!

正月やすみが明けて、びっくり!

シャリンバイ(左)とツバキ(右)が、にょきにょき伸びていました。

立派な苗になり始めています。

年末の暖かさが味方をしてくれたようです。芽出たいですね~。

今回はそんな暖かさをもたらす「太陽」についてです。

この時期の太陽といえば、初日の出。

みなさんは、見に行かれましたか?

2017年の初日の出は、水平線近くに雲があったようですね。

残念ながら、海から顔を出す太陽は見えなかったようです。

今日は初日の出と同じくらい面白い夕日をお伝えします。

その名も「だるま夕日」!

(撮影:木村宏氏 撮影日:2017/1/1 撮影場所:宿毛市咸陽島)

有名なのは宿毛市で、だるま夕日を観光資源として全国に向け発信しています。

11月から2月の、海面と気温に差がある時期にみえる一種の蜃気楼で、

見えるかどうかは気象条件と運次第。さながらオーロラのようですね。

そんなレアなだるま夕日ですが、

太平洋や宿毛湾に面した高知県や愛媛県の海岸部でも、見られる場所があるんです!

そこで!

足摺宇和海国立公園内でなら、どこで見られるか調べてみました↓

赤線エリア:国立公園内で見られるスポット

写真マーク:そこで撮影された写真

まだまだ情報量が少ないですが、

これから少しずつアップデートしていきますよ!

この時期に足摺宇和海国立公園方面に遊びに来る際には、

ぜひ、お楽しみのひとつに加えてみてください♪

もちろん、だるま夕日が見られなくても、ハズレじゃありません!

すてきな夕焼けときれいな自然!

そして、冬でも外に出るのが苦にならない温暖な気温!

冬の旅行もオススメな足摺宇和海国立公園ですよ~

ページ先頭へ↑

2016年12月27日【体験教室】 ミニ門松づくり

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

今年最後の五色台体験教室は、毎年恒例のミニ門松づくり。

昔に比べて門松を飾る家も少なくなりましたが、年神様をお迎えするための依り代として大切な伝統行事です。ホームセンターなどで購入する門松もステキでいいのですが、自分達でつくった門松なら玄関に合わせた大きさや飾りのアレンジも可能、何より愛着も湧きます。

今年も大人気のプログラム。どんな門松が仕上がるのでしょうか。

現在では竹が主役となっている門松ですが、その昔は松が主役でした。

中国が唐と呼ばれた頃に長寿を象徴する松を門前に飾ったことが由来とされ、日本で新年に松を持ち帰る風習がうまれたのは平安時代からだとか。その後、慶事(お祝い事)に松竹梅が使われるようになったのが室町時代からなのだそう。その歴史は深い!

まずは自分好みの土台と立てる竹を選んで、スタッフから作業説明とノコギリの使い方デモンストレーションのレクチャーが終わったら、門松づくりのスタート!

土台となるモウソウ竹は直径15㎝ほどの大きさ。長めの竹挽きノコ(五色台では刃長2730㎝)を使って、力を入れず刃をまっすぐに挽いていきます。慣れないと大変ですが、コツが分かればササクレなくきれいに早く切り出すことができます。

土台の竹を切り出す時は底になる節部分を切らないように注意してくださいね。オアシスに含んだ水が抜けてしまいますよ。

1つの土台に対して3本のマダケを立てる竹は、最長部40㎝、35㎝、30㎝の長さに切り出します。立てる竹の見える側の切り口は斜めに切ります。これ、ガイドなしで切り出すと、角度がバラバラになり見た目も不格好・・・。

そんな初めてさんでも大丈夫!なんと上手く切る道具があるのです。

 節をまたいで切れば節がにっこり顔のように見えますよ。

 多くは斜めに切ったそぎ切りですが、地域によっては真横に

 切る寸胴切りもあります。

 全ての材を切り出せたら、水拭きと紙ヤスリを使って

 ササクレをキレイにしたら、仕上げに取りかかります。

 立てる竹3本は輪ゴムで仮止めしてシュロ縄でとっくり結び。

 できなければ固結びでも構いませんが、とっくりだとしっかり

 結べて、荷物を梱包する時にも役立ちますよ。

 結び目は前にして見せてもいいし、後ろに隠してもOK。

 土台の中に縛った3本の竹を入れて、隙間にオアシスを詰めて

 いきます。細かく切って入れるより、おおまかに切って入れた

 方が早いですよ。

バランスを見ながら、マツ(黒松・赤松)、ナンテン(今回は用意したのは赤のみ)、紅白梅を生けますよ~。

ここで迷うのが「どっちが黒松?赤松?」と混ざってしまった時。樹皮の色でも見分けできますが分かりづらいので、針葉の先を触って痛い(堅い)方が黒松(雄松(おんまつ))、柔らかい方が赤松(雌松(めんまつ))と覚えるのが簡単です。

生け方は向かって左が黒松、白ナンテン(赤でも可)、白梅を、右を赤松、赤ナンテン、紅梅。これはお雛様と同じ向きで飾ると思えば覚えやすいかも。

【完成!!】

ある程度のルールを守りつつもアレンジ次第で世界に1つの門松ができます。

門松は1210日を「松迎え」とし、お正月の準備を始める基準となります。ただし、1229日は29=二重苦とされるため、この日に飾るのは避けましょう。また1231日は「一夜飾り」とされ、神様を迎えるにあたり誠意が足りないとされるので、早めに準備して年神様をお迎えしましょう。

今回、ホストファミリーと一緒に参加してくれたブルネイからの留学生。一緒に竹伐りから生けるところまで一緒に作業し、日本の伝統行事を楽しんでもらえました。

海外からのお客さんや自分が旅行に行った際に日本の伝統行事について聞かれたり、お話できるとより日本文化を伝えられますし、また相手も偏った日本のイメージを変えることができ、日本への興味も湧いてくるかもしれません。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ